開発各社比較一覧』 

項目

ムサシ・富士通(富士通機電)

NTT東日本(沖電気製)

電子投票普及協業組合『EVS』

開発歴(販売開始迄)

2年足らず

1年余

平成元年以来14年

電子投票登録特許権

★無し

★無し

5件(東芝4、NEC4件)

公開大規模実証試験

★無し

★無し

有り(新見市選挙以前に6回)

成功実績

★無し

★無し

新見市、広島市、鯖江市、六戸町、京都市

システム方式

クライアントサーバー(CS)
投票機能は投票所ごと一台のサーバーで管理。機能省略した投票端末を安価生産可能。SA不可能

クライアントサーバー(CS)
可児市事件を反省材料に、投票所内LANを分割増設したが障害阻止不可能。SAも可能

スタンドアロン(SA)
平成11年統一地方選挙、沖縄サミット、国会議員会館等大型実証試験はCSで成功。
LANポートを装備〜ネットワーク運用可能

システムの安全性

★障害が投票所全体に波及

★分離した系統別に障害波及

障害を投票機単体、一票に局限

投票プログラム保全

★危険(前日入力設置)

★危険(前日入力設置)

万全(投票開始時間前入力)

投票カード使用方式

飲込み式
排出不能、画面凍結多発。件数未発表

★半差し式
カード破損率4.7%(異常発生)。なお、複数投票の場合、途中、カードを引き抜く投票不明票が増加。英国でも同例あり

飲込み式
日常慣習(ATM使用法等)の延長。全ての投票完了(カード返却)まで投票権行使を保障。途中、投票カード引き出し不可能

音声案内
投票補助に不可欠

★ソフト追加(EVS機能を追従)
端末個別の音量調整不可能

★ソフト追加(EVS機能を追従)
投票中の音量調整不可能

基本機能(音量調整ツマミ外
随時、個別に調整が自由自在

視覚障害者投票方式

★テンキー(既存)&音声

★テンキー(既存)&音声

記号キー(新規開発;世界標準)&音声

記録媒体

★MO(光ディスク) 設計ミス
長時間作動で過熱障害発生を予知済

CF(コンパクトフラッシュ)

CF(最初に採用、他社が追従)
電子投票記録媒体の世界標準化確実

氏名表示(視認性)

★縦書き(文字が小さい)
他の画面は横書きで、表示方式不統一のため、投票操作時間が遅れる。

★縦書き(文字が小さい)
文字が判読できないため異議申し立て事由の一つ「党派の表示視認不可能」

横書き(文字が大きい)全画面統一
利き手が不随意運動(左右に震える)の人も氏名表示枠の長辺が横だから投票可能

ログ(操作履歴記録)時間経過で改竄の可能性

★異議に対して公開せず
当初、ログの存在を否定(有無不明)

★異議に対して公開せず
企業秘密が公開拒否理由(自己否定)

異議があれば、即時公開
公開前提に、通常の文言で記録表示

記録、集計方法

投票所毎に記録媒体一枚
投票所毎に複数投票端末データを一台のサーバー媒体に記録、迅速に集計

★投票所毎に記録媒体数枚
投票所毎のサーバーが複数。採用暗号が非効率のため、集計速度が遅い。

投票機毎に記録媒体一枚
投票機多数の場合、開票所サーバーで記録をマルチ収集(複数端末)、迅速に集計

投票機型式

★ATM応用機

★情報端末応用機

電子投票『専用』機

電力

★大容量

★大容量

省電力 一台電力45W(蛍光灯一本分)

運用操作性

★自治体職員では不可能

★操作困難で投票開始遅延

臨時職員、高齢者が簡便に操作

設置性

★自治体職員では不可能
★LAN 配線技術者が設置

★自治体職員だけでは困難
★設置、撤収時間が長い

職員が短時間で設置、撤収
投票日当日設置可能(投票所増設可能)

研修・訓練時間

★無し(職員が操作不可能)

★1ヵ月

延べ最長6時間(通常3時間平均)

投票所支援

★絶対必要

★必要

不要(故障あれば投票機停止、交換)

運用方式

★自主運用不可能(委託運用)
ランニングコストが「特に」高い。

★自主運用困難(継続支援必要)
ランニングコストが高い。

自主運用(全国同日の国政選挙が可能)
ランニングコストが安い。

 

Copyright (C) 2002 EVS電子投票普及協業組合 All Rights Reserved.