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旭川市長選 小菅前園長出馬へ 11月投開票 市の発信力強めたい

(08/04 08:51、08/04 08:52 更新)

小菅正夫氏

小菅正夫氏

 【旭川】旭川市旭山動物園の前園長、小菅正夫氏(62)は、任期満了に伴う10月31日告示、11月7日投開票の同市長選に出馬する意向を固めた。

 小菅氏は3日、北海道新聞の取材に対し「前からまちづくりに力を貸せと多くの市民に言われ、退職後、その声が大きくなり真剣に考えるようになった。動物園の発信力を生かし旭川全体の発信力を強めたい。組織に頼らず市民の力をお借りし戦いたい」と述べた。9月初めまでに市民有志の要請を受ける形で正式表明する見通しで、政党の公認は受けず草の根選挙を目指す。

 小菅氏は、札幌市出身。1973年に北大獣医学部を卒業後、獣医師として同動物園に勤務。95年に園長に就き、入園者減に悩む同動物園を年間300万人を超える人気動物園に立て直した功労者とされ、映画などのモデルにもなった。2009年3月に定年退職し名誉園長に就任。3月に退任後はテレビ出演や講演、自然保護活動などに専念していた。

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