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北教組事件起訴猶予の南部氏 会計委員に再選

(08/04 17:02、08/04 17:09 更新)

 任期満了に伴う北教組の次期役員選挙で、会計委員に北教組による政治資金規正法違反事件で起訴猶予となった南部貴昭氏(53)=函館市支部=が再選されたことが4日分かった。新委員長には林秀彦小樽市支部長(55)が当選した。

 北教組関係者によると、副委員長は緑川義昭中央執行委員(54)=網走支部=、書記長は信岡聡書記次長(50)=空知南支部=、書記次長は木下真一中央執行委員(49)=札幌市支部=が、それぞれ当選した。

 当選した5人は現執行部に近い主流派。7月22日の全道一斉投票(同30日開票)で、投票総数1万5201票のうち、5人とも1万2千票以上を獲得した。

 各役員選挙には現執行部に批判的な反主流派が一人ずつ候補を立て、違法献金事件の真相究明や、特定の政党を支持する姿勢を改めるよう訴えたが、当選には及ばなかった。<北海道新聞8月4日夕刊掲載>

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