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東大寺奉納のふすま絵40面公開

2010年07月24日

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小泉さんが描いたふすま絵と北河原公敬別当=奈良市の東大寺

 奈良市の東大寺に奉納された日本画家小泉淳作さん(85)=神奈川県鎌倉市=制作のふすま絵40面が、本坊の大広間や上段の間に設置され、22日、報道陣に公開された。

 小泉さんが平城遷都1300年に向けて5年がかりで制作し、4月20日に大仏殿で奉納された。大広間に飾られた16面のふすま絵「蓮池」(縦197センチ、横約20メートル)は、ハス愛好家の北河原公敬別当が自宅で育てているハスがモデル。北河原別当は16面に咲き乱れるハスに、「一本一本が繊細に描かれ、それぞれのハスの表情がよく出ている。これだけ並ぶと壮観ですね」と感嘆した。

 開閉などで傷まないよう普段は収蔵庫で保管。9月から東京や高島屋大阪店(大阪市中央区)など全国4会場で展示される。本坊での一般公開は来年4月ごろの予定。

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