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2010年8月 3日 (火)

PAUL GILBERT(ポール・ギルバート) in 秋葉原

Paul Gilbert in Akihabara

ポール・ギルバート新作発売記念イベント東京公演の2日目は秋葉原。前回の『咆哮』の時にも使用されたポールおなじみの会場だ。

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『ゲット・アウト・オブ・マイ・ヤード』、『咆哮!』 に続く3作目のギター・インスト・アルバムがこの『FUZZ UNIVERSE (WHD ENTERTAINMENT)』だ。

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ボード一番左のペダルが「Fuzz Universe」。

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今日も素晴らしいギター・テクニックやアイデアとともにロックの楽しさを届けてくれるハズ…。

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お供つかまつるのは2台のJMD501。なぜワザワザ2台の50Wコンボを使っているかは昨日の記事を見てね。

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ものスゴイ歓声の中、登場したポール。いきなりノリノリだ!

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プログラムは昨日とほぼ同じ。

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前半は『FUZZ UNIVERSE』からの曲をバッキング・トラックに合わせてプレイ。

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ジェットコースターのように猛スピードで上がったり下がったりする複雑なフレーズを一切の澱みもなく弾き切る!まさに痛快!!

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時には激しく…。

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時にはエモーショナルに…。

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「イッチョアガリ!」みたいな…。あんなスゴイことした後なのに!

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もうここまで来るとJMD501たちは完全にポールの身体の一部になっているようだ。前回も書いたが、JMDプリアンプ15番DSL100+BluesbreakerIIの激歪みサウンドをギター・ボリュームの調節ひとつで瞬時にクリーンやクランチにしてしまう様が素晴らしい。 

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もちろん、マルチ・チャンネルの代表選手のようなアンプJMD:1のこと、クリーンもクランチもフットコントローラーひと踏みで作り出すことは簡単なのだが、こういう人たちはそれをしない。ジミヘンもゲイリー・ムーアもそう。日本ではSHARAさんやルーク篁さんもそう。これは方式が古いとか言うことでは決してなく、まずひとつはマーシャルの場合、アンプを歪ませておいてギター・ボリュームを下げることによって得られるクリーンやクランチのサウンドが極上だということ。

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そして、もうひとつの理由は至極音楽的な理由。フットスイッチで音を切り替えると2段抜きで階段を上ったり下りたりしたように、音の変わり目にどうしても大きな段差ができてしまい音楽の流れをブチ壊してしまうというのだ。「ここぞ!」というところでギターのボリュームをグイッと上げて歪ませてソロに突入する。これが音楽的である上に弾き手にとっての大きな快感だというわけ。マーシャルはこれマーシャルのお家芸のひとつ。(『ルーク篁、マーシャルを語る<前編>』参照)

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後半はお楽しみのロケンロー!!

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初日の名古屋、高田馬場とこなしてきた3人だけに角がすっかりとれたてストレートな演奏で観衆を魅了した。 

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ベースの浅野佑亮(SHINAPS)。

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もうポールとのイキもピッタリ完璧だ!

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楽しそう!いいナァ~!

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ドラムの藤田"フジッ子"亮(韓流セレブレイトレッサーパンダ)。

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緩急自在な演奏でポール司令塔のもとバンドをグイグイとプッシュする!

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ポールってものすごくペダルをこまめに踏むのね。同じフェイザーでも1小節単位で2台を踏み替えたりして。

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ベース・ギターとのバトル!

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ドラムとのバトルもスリリングだ!

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出ました!歯弾き!

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歯で弾いても飛び出すギルバート節!!

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一時も気を抜くことのない真剣勝負のギター・プレイとロックの楽しさを存分に伝えるのがポールのステージ。ああもっと見たい!

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充実の演奏で大きな歓声に応える3人!

浅野佑亮の詳しい情報はコチラ⇒SHINAPS OFFICIAL WEBSITE

藤田亮の詳しい情報はコチラ⇒"フジッ子" ブログ 「なま愚さ日記」

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同じJMD501プレイヤーの田川ヒロアキさんが応援に駆けつけてくれました。ポール・ギルバート、マイケル・ランドゥ、ジェイソン・ベッカーを心の師と仰ぐ田川氏。その一角に会えてニンマリ。ポールも田川氏のJMD:1のDEMO SOUNDを見てくれていたので、会うなり波長ピッタシ!

田川氏はポールのJMD501の音のよさに驚いていましたが、ナンノナンノ、田川氏のJMD501サウンドも凄まじいもんです!

田川ヒロアキのJMD:1 DEMO SOUNDはコチラ⇒日本語版マーシャル公式ウェブサイト

ああ明日が東京最終日か…寂しいナァ~。

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「銀座編」につづく

(敬称略 2010年7月5日 ishimaru soft本店ホールにて撮影)