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2010年8月3日(火) 19:35 |
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連日の猛暑で農作物へ影響
梅雨の長雨の後は連日の猛暑! 天候の急激な変化などで農作物への影響が出ています。 生育不足により一部の野菜は価格の上昇が続いている一方、岡山を代表する果物、桃にも天候不順で意外な影響が出ています。
午前5時すぎの岡山市中央卸売市場です。 梅雨時期の全国的な長雨と日照不足で、農作物の生育が遅れて価格が高止まりしているものがありました。 キャベツは一玉200円前後と、例年より2割5分価格が上がったままです。 市場によりますと、キャベツやレタスなどは高原以外の産地で出始める9月頃までは高値で推移しそうだということです。 しかし、トマトやきゅうり、といった果実野菜は7月の好天で収穫量が増え価格が下がり始めたということです。 そんな中、岡山を代表する桃にも影響がでています。 岡山市北区芳賀にある桃畑です。 三宅さんの畑では清水白桃の収穫が続いています。 清水白桃は、梅雨に雨が多く順調に生育していたものの、梅雨の後に雨がほとんど降らず成熟に時間がかかりました。 よって収穫時期は遅れ、一日の出荷量は2割程度減少しています。 ただ、時間をかけて熟した分、結果として甘みがよくのり、いつにも増して良質の桃ができたということです。 天候不順による農作物への影響は次第に解消しつつあります。 価格の変動に振り回される消費者にとっては、何より今後の天候が安定することを祈るばかりです。
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