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保釈中に逃走し30年 68歳の身柄確保 岡山地検

2010年8月4日8時23分

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 岡山地検は3日、1980年2月に恐喝罪で起訴され、保釈直後に逃走していた韓国籍の男の所在を30年ぶりに確認し、名古屋市で身柄を確保したと発表した。起訴後に逃走したため公訴時効は適用されず、今後公判が開かれる。

 男は当時、岡山県内に住んでいた朴正一被告(68)=名古屋市東区。同地検によると、79年2月28日から3月末にかけて、共犯の男=死亡=と共謀し、期限までに約束手形の支払いをしなかった男性から、額面200万円の約束手形1通と現金200万円を脅し取ったとして、80年2月、岡山地検に起訴された。朴被告は保釈金150万円を支払い、初公判前の同月27日に保釈されたが、数日後に行方をくらましていたという。

 岡山地検は「証拠は保管しており、立証に問題はない。保釈された被告が30年経過して収容されるのは珍しく、粘り強い捜査の成果だ」とコメントした。

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公訴時効
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