シューマッハー、「やっぱりやりすぎだった」と謝罪
8月3日19時40分配信 オートスポーツweb
ハンガリーGPでのルーベンス・バリチェロへの幅寄せは危険だったとして非難が集まる中、ミハエル・シューマッハーはあの行為は「やりすぎだった」と認め、バリチェロに謝罪した。
シューマッハーは10位争いをする中、オーバーテイクしようとするバリチェロをピットウォールに押し付ける形で幅寄せを行った。バリチェロはぎりぎりのところでウォールへのクラッシュを避けられたが、シューマッハーの行為は危険だとして激しく非難した。レーススチュワードは、シューマッハーに対して、次戦10グリッド降格のペナルティを科した。
レース直後、シューマッハーは、バリチェロには十分スペースを残していたと主張していた。彼は次のようにコメントしている。
「ルーベンスのオーバーテイクに関してだけど、僕はかなり早い段階でイン側に動くこと、簡単にラインを譲らないことを示していたし、互いに接触せずに彼が抜いていけるだけの十分なスペースを残していた。とてもハードなバトルだったし、戦うために僕らはここにきているわけだけど、FIAのスチュワードの“あれはやりすぎだ”という見解を受け入れるよ」
しかし月曜になってシューマッハーは、自身のウェブサイト上で、自らの非を認めるコメントを発表した。
「昨日レースの直後には、まだレースでの興奮が収まっていなかった。だが、ルーベンスとの状況を改めて見てみた結果、スチュワードの判断は正しかったと言わざるをえない」とシューマッハーは記している。
「彼に対する僕のアクションはやりすぎだった」
「もちろん、彼にオーバーテイクさせまいとしたし、彼に対してイン側は渡さないという意思をはっきりと示していた。だが、彼を危険にさらそうと思ってやったわけじゃない。彼がそういう風に感じたなら申し訳ない。そんなつもりはなかった」
[オートスポーツweb 2010年8月3日]
最終更新:8月3日19時40分
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