司会 |
かつらと衣装は、いかがでしょうか?
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真野 |
やはり着慣れないので、最初は苦しいかな?とも思ったのですが、実際はそうでもありませんでした。でも最初鏡で見たときは、見慣れないので笑ってしまいました(笑)。(こういった扮装は)お芝居でしかできないので、とてもいい経験をさせて頂いていると思います。
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司会 |
今回の舞台で2役を演じると言うことですが、役づくりの上で工夫されていることはありますか?
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真野 |
お団子屋の娘は、現代で演じる仰烏帽子綾〈のけぼし・あや〉の先祖役なので、綾の元気で気が強いところを残しつつ、観に来たお客様が「これってもしかして繋がってる?」と思って頂けるような役作りをしたいと思います。
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司会 |
こういった時代物のお芝居は初めて?
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真野 |
はい。言葉使いなどもところどころ違ってくるので、少し難しいですね。熊本弁をしゃべるところがあるのですが、お稽古の休み時間に福田沙紀さんに教えて頂いたりしています。
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司会 |
印象に残る熊本弁などは?
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真野 |
「どぎゃんした?」ですかね。濁点が多いので難しいですが、覚えると使いたくなります。(笑)
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司会 |
お稽古はいかがでしょうか?
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真野 |
お稽古が始まって二週間ぐらいたちますが、みなさんとても仲良く、雰囲気がすごくいいです。福田さんとはお互い“ちゃん付け”で呼び合って、お仕事や趣味などのお話をしています。
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司会 |
真野さんは雨女との噂がありますが。
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真野 |
はい。今年に入って雨の日が減ってきているので、今日はすごく晴れてよかったですね。去年舞台をやらせて頂いた時は、初日と千秋楽が大雨だったので、「つばき、時跳び」ではこの調子で、快晴になればいいなと思います。
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司会 |
最後に一言お願いします。
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真野 |
明治座8月公演「つばき、時跳び」は8月11日よりここ明治座で上演します。絶対に楽しんで頂ける作品になりますので、ぜひ、観に来てください。お待ちしています!
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