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	梅田ひきずり殺人吉田圭吾被告に懲役20年を求刑
	京都の山々に異変・・・大文字山が真っ赤に
	２児遺棄事件　部屋から「児童相談所」の手紙
	花火大会でコウノトリは
	イモの早掘り　徳島・鳴門市
	山陽道で横転事故　２人死亡
	クマに襲われ、男性が大けが
	「陸自総監」官舎に放火男を逮捕
	「食育塾」　子どもたちがセリ見学
	全国自治体議会改革推進シンポジウム
	山陽道で追突事故２人死傷

最終更新日時：2010年8月4日 00:21

梅田ひきずり殺人吉田圭吾被告に懲役20年を求刑

「自己中心的な動機」と20年を求刑

大阪・梅田で一昨年、無免許運転で男性をはねたうえ、３キロにわたってひきずり死亡させたとされる男の裁判で、検察側は懲役２０年を求刑しました。元ホストの吉田圭吾被告(２４)は一昨年１０月、大阪・梅田の交差点で会社員の鈴木源太郎さん（当時３０）を無免許運転ではねたうえ、約３キロにわたりひきずって死亡させた殺人などの罪に問われています。これまでの裁判で吉田被告は、はねたことは認めたものの、「引きずっていることに気が付かなかった」と殺意を否認しています。３日の裁判で検察側は、「引きずっていることを認識しながら死に至らしめた行為は極めて残虐であり、無免許と飲酒運転の発覚を恐れ逃走した自己中心的な動機に同情すべき点はない」として、懲役２０年を求刑しました。一方、弁護側は、「被告はパニック状態でひきずっていた認識はなく、殺意はなかった」と改めて主張しました。判決は１０月１５日に言い渡されます。

( 2010/08/04 0:21: 更新)

京都の山々に異変・・・大文字山が真っ赤に

大文字山がナラ枯れ

大文字山など京都市内の山々が今、あちこちで赤く変色しています。原因はナラの木が枯れる「ナラ枯れ」、被害は急激に拡大しています。
【住民】「ことしは赤くて、何か変な感じやね」「夏なのに秋のような妙な色だなと」
京都の大文字山を赤く染めた木々。実はこれ、季節外れの紅葉…ではなく、枯れてしまった「ナラ」の木です。京都府の調査によると、初めて京都市内で「ナラ枯れ」が確認されたのは、５年前。当初０・０５ヘクタールだった被害面積が去年は約３５ヘクタールと、４年間でなんと７００倍に拡大しているのです。急激なナラ枯れの原因はいったい何なのでしょうか？
【京都府林務課・上萩寛課長】「このあたりに穴をあけてる。これみんなそうですね。ここにも、ここにも…」
原因となるのは、木に穴をあけて繁殖する「カシノナガキクイムシ」。この虫が幼虫のエサとして運ぶカビによって、木が水を吸い上げる管が詰まり、最終的に枯れてしまうのです。近年、里山が放置されていることで、この虫が急激に増加しているとみられます。
【上萩課長】「枯れた木を切って、なかにカシノナガキクイムシの幼虫がいるので、薬剤で燻蒸処理をして虫を殺して数を減らしている」
これ以上虫が増えないように京都府は対策に追われていますが、今のところ根本的な解決策はないということです。

( 2010/08/03 19:51 更新)

２児遺棄事件　部屋から「児童相談所」の手紙

「児相」のメモを見た形跡があったとみられる

大阪市西区のマンションで、子ども２人の遺体を放置したとして逮捕された母親が、児童相談所の職員が残した連絡を求めるメモを部屋で見ていた形跡があることが分かりました。風俗店従業員の下村早苗容疑者（２３）は今年６月、大阪市西区のマンションに長女の桜子ちゃん（３）と長男の楓ちゃん（１）の遺体を放置した疑いがもたれています。マンションには、市の児童相談所の職員が今年３月以降、５回訪問していて、４月と５月には、封筒に入れたメモを残していましたが、警察の現場検証で、メモが台所で見つかっていたことが分かりました。メモには、「お子様の様子をお聞きしたいので、ご連絡ください」と書かれていて、封筒から出され下村容疑者が見た形跡はあるものの、連絡はありませんでした。２人は育児放棄が原因で死亡したとみられますが、下村容疑者が子どもを預けようとした形跡もなかったということで、警察は育児放棄の生活実態を調べています。

( 2010/08/03 19:51 更新)

花火大会でコウノトリは

巣の近くで花火大会

コウノトリの野生復帰事業が進められている兵庫県豊岡市で昨夜行われた花火大会。今年はちょっと違った光景が見られました。
夏の夜空を彩る大輪の花火。２日夜、豊岡市で開かれた花火大会を巡って、ある騒動が起きていました。コウノトリコウノトリの野生復帰を進める豊岡市。花火大会の会場の近くにある巣では、今、３羽のヒナが巣立ちに向けて育っています。例年、ヒナは花火大会の前には巣立ちますが、今年は誕生が遅かったためまだ飛ぶことはできません。花火の大きな音や光に驚いてヒナが高さ１２メートルの巣から落ちてしまうのでは・・・。
地元の人も「大音響の中で過ごすということで、かなりの影響を与えるのではないかと心配している。」と話していました。
そこで、豊岡市はヒナを守るため、巣の下にネットを張ることにしたのです。初めての試みだけに、念には念を入れ、ヒナに見立てた人形も用意しました。「万全な対策と言えるか分からないが可能な範囲でやろうということでやった。」（コウノトリの郷公園・佐藤稔主任飼育員）
職員が手作りで仕上げた保護ネットが万が一への備えです。
そして、迎えた花火大会。およそ１時間、２千発の花火が打ち上げられる間、多くの市民らが花火を楽しむ裏で当のヒナたちは・・・花火を楽しんでいるのか、関係者の心配をよそにほとんど動じませんでした。
「きょうの状況ではヒナは大丈夫だった。こっちが考えるよりコウノトリのほうが気にしてなかったのでほっとしました。」（コウノトリの郷公園・佐藤稔主任飼育員）
コウノトリとともに生きる街、豊岡。無事、花火大会を乗り切ったヒナたちは、今月末頃、巣立つ見込みだということです。

( 2010/08/03 19:06 更新)

イモの早掘り　徳島・鳴門市

特産のサツマイモ「なると金時」

徳島県鳴門市では、特産のサツマイモ「なると金時」の早掘り作業が行われています。「早掘り」は、大きく育ったサツマイモだけを通常の収穫時期より早く、手さぐりで掘り出すことから「探り掘り」とも呼ばれています。暑さを避け、早朝から農家の人たちが、一つ一つサツマイモを収穫していきます。今年は４月の寒さの影響で生育が遅れ、小ぶりだということですが、甘味の方は上々だということです。収穫されたサツマイモは集荷場で箱詰めされ、京阪神方面へ出荷されていきます。「探り掘り」はお盆明けまで行われ、その後、畑全体を機械で掘り返す総掘り作業に入って、秋本番を迎えるということです。

( 2010/08/03 14:14 更新)

山陽道で横転事故　２人死亡

トレーラーに、トラックが追突し横転

２日夜、兵庫県姫路市の山陽自動車道で起きたトラックの横転事故で、車外に投げ出されて意識不明となっていた少年がその後、死亡し、死亡者は２人になりました。２日午後１０時頃、姫路市の山陽自動車道上り線で、トラックがトレーラーに追突して横転し、乗っていた大阪府寝屋川市の電気設備会社社員の男性２人が車外に投げ出されました。このうち、野尻徹さん（２８）が頭を打って、間もなく死亡したのに続き、意識不明だった１８歳の少年も、３日朝になって死亡が確認されました。２人は兵庫県たつの市で、ソーラーパネルの設置工事を終えて帰る途中だったということです。警察では、２人のうち、どちらがトラックを運転していたか特定を進めるとともに、運転ミスなどがあったものとみて事故原因を調べています。

( 2010/08/03 12:38 更新)

クマに襲われ、男性が大けが

クマは牛舎に現れた（兵庫・香美町）

２日夜、兵庫県香美町の牛舎にクマが現れ、所有者の男性が頭をかまれるなどの大けがをしました。２日午後７時半ごろ、香美町小代区大谷の牛舎で、「クマに襲われ、頭をかまれた」と消防に通報がありました。クマに襲われたのは牛舎を所有する男性で、頭のほか、肩や背中などを爪で引っかかれるなどの大けがをしました。警察によりますと、男性が牛舎に入ると、中で牛の餌をあさっていた全長１メートルくらいのツキノワグマが突然、襲ってきたということです。周辺では今年４月以降、クマの目撃情報が約１０件寄せられていて、牛舎に電気柵を設置したところでしたが、１日は電源を入れていませんでした。被害者の父親は、「（クマと出くわしたのは）ここの入り口だと言っていた」「まさかクマが入っとるとは思わなかった。」と話していました。香美町では新たにクマのワナを設置するなど、捕獲に向けて対策を進めています。

( 2010/08/03 12:35 更新)

「陸自総監」官舎に放火男を逮捕

「放火したら、工期が延長できると思った」と供述

７月に、兵庫県伊丹市で陸上自衛隊中部方面総監の官舎が放火された事件で、警察は建設会社社員の男を逮捕しました。現住建造物等放火未遂などの疑いで逮捕されたのは、尼崎市に住む建設会社社員、中山勇一容疑者（２６）です。調べによりますと、中山容疑者は７月１６日、当時、陸上自衛隊中部方面の総監だった角南俊彦（５７）さんの伊丹市の官舎の勝手口にガソリンのようなものをまいて、網戸を燃やした疑いがもたれています。中山容疑者は当時、官舎の勝手口のドアの取り換え工事を請け負っていて、利益を出すために、価格の安いドアを探していました。しかし、「採算に合う勝手口のドアが見つからず、工事期間が迫っていたため、勝手口に放火したら、期間が延びると思った」と供述しているということです。

( 2010/08/03 12:30 更新)

「食育塾」　子どもたちがセリ見学

子どもたちに、食品の流通現場を見てもらうのが目的

子どもたちがセリの現場を見学する「食育塾」が、大阪府茨木市の中央卸売市場で開かれました。「食育塾」と題した見学会は、食品の流通現場を子どもたちに実際に見てもらおうと、大阪府が開いたもので、抽選で選ばれた親子３９人が参加しました。参加した子どもたちは普段、店頭で見かけるのとは違う出荷される前の魚や果物を間近で見学しました。初セリの前に、その年の商品の出来栄えを試食するならわしに従い、子どもたちもスイカをほおばります。そして、初めて見るセリの迫力を体感していました。参加した女の子は、「どこからとってきたかとか、いろんなことを質問した」と目を輝かせて話し、母親は、「スーパーで売っているものしか見ていなくて、知らないので、知っておいた方がおもしろいと思って、参加しました」と話していました。こどもたちは日頃、口にしているものがたくさんの人の手を介していることを実感したようでした。

( 2010/08/03 12:26 更新)

全国自治体議会改革推進シンポジウム

地方自治体や議会制度の在り方について考えるシンポジウムが大阪市内で２日行われ、橋下知事の提案する「議会内閣制」について議論が交わされました。このシンポジウムは、議会改革を目指す地方議員らが集まって開かれたもので、全国９４の議会の議員や大学教授らおよそ５６０人が参加しました。パネリストとして出席した大阪府の橋下知事は、知事や市長らと地方議員が一体となって内閣を組織する「議会内閣制」を、地方議会にも導入すべきだと持論を訴えました。そのうえで、予算編成権は議会が持つべきだと主張し、会場の地方議員にも「地方議会の皆さん、予算編成権をとってもらいたい。予算を編成して初めて責任が生じる」と呼びかけました。一方で参加した議員からは「議会と知事が一体となると、チェック機能が働かなくなる」といった意見も上がりました。

( 2010/08/03 10:00 更新)

山陽道で追突事故２人死傷

２日夜、兵庫県姫路市の山陽自動車道で、トラックがトレーラーに追突して横転し、１人が死亡、１人が重体です。警察によると２日午後１０時前、姫路市の山陽自動車道上り線で、大阪府内の電気設備会社のトラックが、前を走っていたトレーラーに追突しました。トラックは横転して乗っていた社員２人が道路上に投げ出され、野尻徹さん（２８）が死亡、１８歳の少年が意識不明の重体です。トレーラーの運転手にケガはありませんでした。死傷した２人は兵庫県内の仕事先から帰る途中だったということで、警察が事故の原因を調べています。

( 2010/08/03 10:00 更新)

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