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田村正和 33年ぶりテレ朝で連ドラ主演

 33年ぶりにテレ朝の連ドラに主演する田村正和
 33年ぶりにテレ朝の連ドラに主演する田村正和

 俳優の田村正和(67)が33年ぶりにテレビ朝日の連続ドラマに主演することが2日、分かった。2011年1月スタートの木曜9時のドラマ枠(タイトル未定)で、国選弁護人を演じる。また、同局の木曜9時枠の10月クールには、女優・米倉涼子(35)が主演することが決定。偶然にも「8月1日生まれ」同士の米倉から田村へと、主演のバトンがつながれることになった。

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 日本を代表する名優が、実に33年ぶりにテレビ朝日の連続ドラマへと戻ってくる。田村にとって連ドラ主演は、2006年夏のTBS「誰よりもママを愛す」以来4年半ぶりでテレ朝に限ると1978年の「若さま侍捕物帳」にまでさかのぼる。テレ朝としては、田村に連ドラ主演のオファーを出し続けながらもスケジュールの都合上実現しておらず、積年の願いがようやくかなった形だ。

 ドラマは重厚な法廷サスペンスで、すでに昨年末、クランクイン。撮影期間は1年にも及び、連ドラとしては異例の長さとなる。

 国選弁護人役の田村は「この種のドラマをすると、私にとって思い出深い古畑任三郎を思い出しますが、今回は弁護側。まったく逆の立場で、ドラマ仕立てもまったく違います」と刑事役を演じた自身の代表作を引き合いに、新作について解説。古畑シリーズと同様にセリフが多く、弁護士役ならではの専門用語に苦労しているといい、「暑い中、得手ではない役柄と格闘している毎日です」と撮影の様子を語った。

 そんな田村へと、主演のバトンを渡すのが米倉だ。木曜9時枠での主演は「黒革の手帖」(04)、「けものみち」(06)、「交渉人」(08、09)に続いて5度目。米倉にとっては、常に好視聴率を挙げている“ホーム枠”だけに気合も十分。

 タイトルは未定だが、役どころは脱税の実態を暴く国税査察官。マルサの女として内偵捜査でさまざまなコスプレも披露する予定で、「今秋を盛り上げて、次の田村さんにしっかりバトンをつなげたらと思います」と“豪華リレー”に意気込んでいる。






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