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内部改革委立ち上げを立浪一門が要求へ

 角界に5つある一門の一つ、立浪一門が2日、両国国技館で一門会を開いた。日本相撲協会の改革を「ガバナンスの整備に関する独立委員会(独立委)」などに任せきりにせず、内部の改革委員会を立ち上げる意見を出すよう、年寄総会に求めることを決めた。

 年寄総会は役員以外の親方による会合で、理事会メンバーに対し地位が低い親方が意見を伝えられる数少ない機関。立浪一門の意向は年寄会会長の尾車親方(元大関琴風)に伝えられた。一連の不祥事を受けた意見交換会が行われる23日にも、年寄総会が開かれる。

 7月31日の独立委に出席した春日山親方(元幕内春日富士)は「仕組みを変えていかないといけない」と真剣そのもの。二所ノ関一門は20日に、時津風一門も近日中に一門会を開き、立浪一門に追随するもようだ。

(2010年8月2日)
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