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【芸能・社会】

浅野もホマキも阿部もみんなで赤塚先生追悼

2010年8月3日 紙面から

劇中の衣装で「シェー」のポーズをキメて赤塚不二夫さんをしのぶ(左から)阿部力、堀北真希、浅野忠信=東京都内で(中西祥子撮影)

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 漫画家の故赤塚不二夫さんの命日にあたる2日、赤塚さんの自由奔放な人生を描く映画「これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫」(佐藤英明監督、来年初夏公開)の製作会見が、東京・東大泉の東映東京撮影所で行われ、浅野忠信(36)、堀北真希(21)、いしだあゆみ(62)、阿部力(28)ら主要キャストが、赤塚さんの名ギャグ「シェー」のポーズをして“追悼”した。

 「おそ松くん」「天才バカボン」「もーれつア太郎」などを生み、“ギャグ漫画の王様”といわれ、2008年に72歳で他界した赤塚さんを演じる浅野は、雑誌の切り抜きを飾るなど出演前から赤塚さんの大ファン。撮影では、人気キャラクター「イヤミ」の扮装(ふんそう)で“赤塚ギャグ”を披露したり、セーラー服、さらには全裸でも熱演を繰り広げたという。「ここ3日間は全裸で撮影があり、今はすっかり自分の羞恥(しゅうち)心がなくなった。(やる気)全開でやってるので、楽しんでもらえたら」と会心の笑みを見せた。赤塚さんの編集者役の堀北も「先生のセーラー服は、衝撃的でしたが結構似合ってると思う」と笑った。

 原作は、赤塚さんを長年担当した編集者・武居俊樹氏の著書。会見には赤塚さんの長女りえ子さんから祝電も届き、出席した武居氏は「先生へのラブレターとして書いた作品(本)が映画化され、一番僕が楽しみ」と感慨深げに喜んだ。

 

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