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【芸能・社会】

テレ朝木9ドラマは秋冬モード 10月米倉国税の女、1月田村主演

2010年8月3日 紙面から

 女優の米倉涼子(35)と俳優の田村正和(67)がテレビ朝日系の木曜ドラマ枠(毎週午後9時放送)で相次ぎ主演することが2日、分かった。10月からの新ドラマで米倉が挑むのは“女豹”の異名をとる国税査察官役。田村は来年1月スタートのドラマで弱者のために闘う国選弁護人を熱演する。

 木9ドラマで豪華な主役リレーを見せる米倉と田村は、偶然にも同じ8月1日生まれ。米倉は「今秋を盛り上げて、次の田村さんにしっかりバトンをつなげたい」と意気込む。同局の木9ドラマといえば、これまで「黒革の手帖」(2004年)、「けものみち」(06年)、「交渉人〜THE NEGOTIATOR〜」(08・09年)と米倉の主演作を次々と手がけてきた。

 今回は東京国税局査察部に属し、悪質な脱税者とバトルを繰り広げる“マルサの女”役。内偵調査の場面ではさまざまなコスプレも披露するなど、米倉の新たな魅力が期待できそうだ。

 米倉は「視聴者の皆さんにとっても楽しんでいただけるように、全力投球で闇の社会を暴いていきます。『黒革の手帖』以来の悪の大物に挑む米倉涼子を楽しみにしててください」とコメント。

 田村の連ドラ主演は「誰よりもママを愛す」(TBS系)以来4年半ぶり。テレ朝系では「若さま侍捕物帳」以来約32年ぶりとなる。

 今回は09年冬から約1年をかけて撮影。大人のための重厚な法廷サスペンスだ。時代劇からニュースキャスター、刑事など幅広い演技をこなしてきた田村が、国選弁護人というニューヒーローに光を当てる。

 「この種のドラマをすると、私にとって思い出深い古畑任三郎を思い出しますが、今回は弁護側でまったく逆の立場。毎回登場する法廷の場面では現場を自分のものにするのに時間がかかる。暑い中、得手ではない役柄と格闘している毎日です」と田村。

 同局は「2つのドラマに共通するテーマは『公平』。田村さんの弁護人も米倉さんの査察官も一見風変わりで頑固なキャラクターですが、常に弱者の立場で事件に立ち向かいます。今の鬱屈(うっくつ)した時代に新しい風を送ってくれると思います」とアピールしている。

 

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