読売テレビ・辛坊キャスターが９月末退社

　読売テレビ報道局解説委員長の辛坊治郎キャスター（５４）が、９月末で退社することが２日、分かった。

　関係者によると、この日までに退職届を提出。現在、レギュラーを務める同局の「朝生ワイド　す・またん！」（月～金曜・前５時２０分）、「ウェークアップ！ぷらす」（土曜・前８時）「たかじんのそこまで言って委員会」（日曜・後１時３０分）の３番組については、当面、出演を続けるという。

　辛坊氏は１９５６年、大阪・岸和田市生まれ。早大法学部卒で、８０年に同局に入社。現在は報道局解説委員長を務め、芦屋大で客員教授も任されている。

　「たかじん―」では、タレント・やしきたかじん（６０）とのダブル司会で人気。「す・またん」開始の今年３月には本紙のインタビューで「自分の中では５５歳が定年だと思っています。２０年勉強して３０年働く。あとは、自分のため、世のため人のために時間を使いたい。４月で入社３０年なので、その段階に進んでいなければいけない」とコメント。「この番組は、私のサラリーマン人生の集大成。私はこれでサラリーマンを辞めます」と退社プランについても言及していた。