「ちきゅう」の掘削用パイプ脱落=紀伊半島沖で―海洋機構
8月3日11時57分配信 時事通信
海洋研究開発機構は3日までに、紀伊半島沖で作業中の科学掘削船「ちきゅう」(約5万7000トン)で1日午後、鋼管を多数接続した長さ約860メートルのパイプが水深約2000メートルの深海底に落下したと発表した。黒潮の流れが急に速くなったため、海中にパイプを下ろしたまま退避する途中、船底近くで折れて脱落した。
落下したのは、掘削後の穴に入れる直径約50センチのパイプと、その中を通っている細いドリルパイプなどで、総額約1億3000万円。技術的には回収可能かもしれないが、再使用できるか不明で回収費の方が高いことも考えられ、難しいという。
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最終更新:8月3日11時59分
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