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| 栗橋みなみのパネルを囲んで踊る参加者たち＝久喜市栗橋文化会館「イリス」 |
鉄道制服フィギュア「鉄道むすめ」シリーズで東武線南栗橋駅から名付けられたキャラクター「栗橋みなみ」の夏祭りが１日、久喜市栗橋文化会館「イリス」で開かれた。ファンや住民ら約２千人が来場し、声優トークショーやゲーム大会に参加。最後に栗橋みなみのパネルを囲んで踊り、交流を深めた。 栗橋地区で進めている栗橋みなみを活用したまちおこしの一環。栗橋商工会が主催し、市内外のファンもボランティアで運営を手伝った。 トークショーには、鉄道むすめの「中山ゆかり」役の声優・河原木志穂さん、「渡瀬きぬ」役の声優・能登麻美子さん、製造・販売元のトミーテックから森山勇治さんが出演した。キャラ名の由来から「お父さんの職業は？」といったマニアックな話題まで披露。３人が来場者に出題する形で、栗橋みなみや栗橋に関する知識を問う○×クイズもあり、会場を沸かせた。 会場では、鉄道むすめのフィギュアや鉄道模型の展示、グッズ販売、ミニ鉄道の運行も行われ、親子連れや女性の姿も目立った。仙台市から来た大学生の斎藤菜央さん（２２）は「鉄道むすめのまちおこしに興味があり、初めて栗橋に来た。人の多さにびっくり。まちが一体となって盛り上げているのが伝わった」と感心した様子。 現役の運転士も参加した。神奈川県川崎市の男性（３０）は「鉄道会社は地域住民と作り上げていくのが基本スタンス。自分の会社にも鉄道むすめのキャラクターがいるので、こういったまちおこしが始まってくれるとうれしい」と、夜勤明けの疲れを感じさせない笑顔で話した。 まちおこしの実行委員長を務める柿沼文男・商工会副会長は「予想以上の反響。地元の人も多く、栗橋みなみを知ってもらうきっかけになったと思う。条件が整えば、来年もぜひやりたい」と話した。
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