2010-01-31
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社会には沢山の人が住んでいます。その数だけ価値観があり、その価値観の間に多くの利害関係が存在します。その関係を取り持つのが議論であり合意形成であり法です。納得ずくで合意すれば、それは社会基盤を安定させるものになります。しかし、合意した内容を履行するにあたって優先度という物が常につきまといます。重要度についても、その人なりの尺度があるのです。
2050年には40%以上が65歳以上になります。投票権は過半数がリタイアした老人たちが握ることになります。そのような老人達が利己的な政策を選択した場合、国の老化は急速に進み、老衰にむけて一直線に進んでいきます。何故このような状況が引き起こされているのでしょうか。
生まれた時代や場所により人生は大きく左右されます。その時や場所で使える資源やが異なれば可能性が大きく変わってくるからです。時代が違えば展開の速さも大きく変わります。機械化が進みハイテクノロジーのハードウェアや、便利なソフトウェアが次々と生み出されます。現代は昔に比べて、そのスピードは創造を絶するほどであり、もはや出来ないことはないくらいといっても過言ではありません。
攻撃的な言葉は人を萎縮、回避、反抗行動に走らせます。その中でも攻撃的な言葉の代表格に「なぜ」という言葉があります。この言葉は質問であるとともに責任を問うもので、追い詰められたときに発せられることが多いからです。『なぜ』を問う側が意図しなくても受け取る側には攻撃的に映るのです。
コミュニケーションは重要とよく言われますが、スムーズに意思疎通を図るのは相当に難しいことはご存じの通りです。当たり前ですがコミュニケーションの目的は『合意』、『共感』です。この2つを見落としてしまってはコミュニケーションを成立させることはできません。酌み取ってもらうことを期待して、待つのではなく自らのレベルを上げてコミュニケーションを楽しんでいきませんか。