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政治とカネの問題、大きなけじめつけた…首相

8月3日14時39分配信 読売新聞

 衆院予算委員会は3日午前、菅首相と全閣僚が出席して2日目の質疑を行った。

 消費税のあり方など税財政改革が引き続き大きな論点となり、首相は「社会保障に関する費用をどのような形でまかなっていくのか。消費税を引き上げることも含めての議論は当然だと思っている」と述べ、消費税率引き上げに向けた議論に改めて意欲を示した。

 首相はその理由を、「この10年、20年の財政構造の変化を見ていると、赤字国債の比率が非常に高くなっている。毎年、社会保障費が1兆円以上の伸びを示しており、税収増でまかないきれなくなっている」と説明した。

 首相は「軽減税率や還付を議論しないといけないことは確かだ」として、税率を引き上げる場合は、低所得者対策を実施する考えも示した。一方、所得税について、「高額所得者の負担が軽減され、所得再配分機能を弱めてきた。所得税のあり方についても議論いただき、年末の税制改正にあたっていきたい」と述べ、高額所得者への課税強化の必要性を強調した。

 鳩山前首相、小沢一郎・前民主党幹事長の「政治とカネ」の問題について、首相は「すべてが終わったかどうかは見方による。私は政治家として大きなけじめをつけたと思っている」と述べ、一つの区切りがついたとの考えを示した。公明党の井上義久氏が「(鳩山氏らの)辞任で決着したと考えているのか」とただしたのに答えた。

 また、首相は、荒井国家戦略相の事務所経費問題について、「不適切な部分は修正申告したということで、問題ないと考えている」と述べた。

最終更新:8月3日14時39分

読売新聞

 

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