ベストＫＯ賞受賞の西岡が帰国「凄い物もらった」

マイク・タイソンの拳で型をとったトロフィーを手に帰国した王者・西岡 Photo By スポニチ

　ＷＢＣ世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃（３４＝帝拳）が英国カーディフで開催された「第２回ＷＢＣナイト・オブ・チャンピオンズ」から２日、成田空港着の航空機で帰国した。

　０９年５月に敵地メキシコでゴンサレスを左一発で沈めたＶ２戦で０９年ベストＫＯ賞を受賞。約１００人の歴代世界王者が出席したパーティーで拳形のトロフィーを贈られ、「（元ヘビー級王者）タイソンの拳で型を取ってあると聞いた。凄い物をもらった」と日本人初受賞の喜びをかみしめた。

　反響は想像以上で、現地では米国、英国、スペイン、イタリア、メキシコのメディアから取材を受けた。１０月のレンドール・ムンロー（英国）とのＶ５戦の放映権に関する問い合わせもあり、海外で試合が中継される可能性も出てきた。英テレビ局の企画でその挑戦者と初対面した西岡は「筋肉質で背が自分より大きかった。お互いにベストの状態で試合をしましょうと話しました」と語った。

[ 2010年08月03日 ]