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2010-05-10

同意しがたいルールは維持するコストが高い

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「強い」か「弱い」かは自分だけでは決まりません。強さとは環境が決めることだからです。つまり、能力や才能を発揮するためには環境を司る『ルール』を知らなければならないのです。このルールの扱い方を知っているのと知らないのでは雲泥の差があります。ルールを使えない人は雁字搦めの縛りを掛けられたなかで戦わされているようなもので能力や才能は、それを生かすルールがなければ意味を持たないのです。


適者はルールが決める




しかし、人が作ったルールには必ず綻びや抜け穴が存在します。その抜け穴を早く見つけて利用したものが有利になるのは世の中の常です。しかし、それを埋め合わせたとしてもまた別の穴を探すものが出てきます。ルールを使った強さとは殆どがイタチゴッコになるのです。


ルールを守らない行動は、どんなに能力や才能があろうが認められない状態になるのがルールです。しかし、なぜルールを守らない行動に出たのかを考えなければルールである為だけに存在するルールが跋扈して、たとえ理不尽なルールであっても変わることなく存在し続けることになります。そうなってしまえばルールなど存在しないほうがいいのです。


ルールは変え続けなければ誤りになる。


世の中に出回っている数々のルールを学び、上手く使いこなして、少しでも能力に活かせるようにするのはもちろんのこと、既存に存在するルールを改修したり、ひっくり返したり、新しく作ったりすることを忘れてはなりません。言い訳しながら硬直した過去のルールに従い未来が失ってしまってはルールが存在する意味がないのです。


疑問を抱きつつも既存のルールに従うのは、自らの手足を縛られることに合意していることに他なりません。社会の閉塞感は既存のルールが破綻しかけてきたことを示しています。適所あっての適材です。『場』が設けられないならルールを変えるしかない気がするのは私だけでしょうか。


同意しがたいルールは維持するコストが高いのです。



参考文献



参考記事

フェアなルールは存在しつづけられるのか はてなブックマーク - フェアなルールは存在しつづけられるのか - keitaro-news - 書評から学ぶライフハック整理術

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