民主、9・14代表選を決定 35万党員票も勝敗の鍵民主党は2日の常任幹事会で、任期満了に伴う代表選について9月1日告示、14日の臨時党大会で国会議員による投開票を行う日程を決めた。35万人近い党員・サポーターも郵便投票で参加する本格的な代表選は2002年以来8年ぶりで、党員票の行方も勝敗の鍵を握りそうだ。 立候補を既に表明した菅直人首相(党代表)に対し、執行部批判を強めている小沢一郎前幹事長が対抗馬をかつぐのかどうかが焦点。党内各グループの代表選に向けた動きも本格化している。 鳩山由紀夫前首相に近い小沢鋭仁環境相は2日、勉強会「21世紀国家像モデル研究会」を立ち上げ、国会内で開かれた初会合には議員約40人が参加。3日には代表選出馬に含みを残している海江田万里衆院財務金融委員長も勉強会を開く予定だ。小沢前幹事長周辺からは海江田氏の出馬を期待する声が出ている。 党の集計によると、5月末時点で党員約5万2千人、サポーター約29万5千人、地方議員は2352人。郵送された党員票などは13日に開票されるが、結果は14日まで非公表の予定。 【共同通信】
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