catfun
2010-08-03 01:54:51

彼女が退職。両腕をもがれた悲しさ

テーマ:ブログ
長い愚痴というか溜め息です。

この記事に限っては
女々しい奴
とか
女の腐った奴
とか
情けない奴
という汚名を甘んじて受けます。

女々しい結構!
情けない上等!
3kg激痩どうした!

どうせおいらは
18年振りにプロポーズした相手に振られましたよ。


知らな~いまあーちを♪
歩いてぇみたぁい


悲しけりゃ
ここへおいでぇよ!
涙拭くハンカチィもあるし


さて、気を取り直して

以前から書いてました男前女性社員が先月末で退職しました(悲)


僕からの片想いを告白し
年の差23才彼氏有りだから見事に振られながらも


仕事面では質・量・心。あらゆる面でサポートしてくれてた右腕的存在だっただけに、残念至極です。


それは先月下旬、朝、会社付近で出勤途中の彼女に声を掛け、振り向いた顔が
寂しさとある種の怒りが混ざった表情。
いつもの太陽のように明るい表情とは全然。

これは何かあると思い、出勤しすぐ会議室に呼び。
開口一番

「いろいろあるだろうけど、頼むから辞めないでくれ」
と言いつつも、そんな最悪のことは無いだろうという淡い期待も込めて。

その言葉に
「えっ!」
彼女は少し驚いた。


「実は祖父が倒れ今入院中なんですが、月明けに退院します。」

いつも結論をスパッと言う彼女には珍しく慎重な言い回しが
事態が予想した嫌な方向にあることを認識させた。


「私が引き取り面倒を看ることに。ついては退職させてください。」
少し泣き顔になるのを気丈さから堪えてるようだった。

このときの哀しさは言葉に出来ません。


大片想いの存在と仕事上での右腕という存在。
その両方が一気に無くなろうとしている、しかも僅か10日後に。


三連休前や連休中にに
取引先美人担当者とゴルフに行ったり
元バイトの現役女子大生の就職相談で飲みに行ったりしたからバチが当たったのか。


左腕1本で済み彼女と別れずに結婚出来るのなら
悪魔に左腕を差し出すだろう。


勤め時代は昔から営業畑で仕事をしてたから
攻めには強いし前から来る弾には強いが
後ろから飛んでくる弾にはとんと弱い。


動転し我を忘れ
通いで9時5時で来てくれる介護をしてくれる人を
頼んだらどうかなぁ?。
費用は出すから。

後で調べたら最低月に25万~はする。
しかしゼニカネ抜きで何とかしたい気持ちだった。


もし僕が恋人だったら、夫だったら、
退職してもプライベートな時間をたくさん共有出来る。
費用を出すからという言葉にも説得力もあるが、


今は、彼女はなんでそこまで面倒掛けなきゃいけないのかという表情だった。


結局午前中は仕事にならず
午後になってもまだ事態を受け入れられない。

普通に仕事をしたら
彼女の退職願いも日常の一コマになってしまうようで嫌だった。


翌日からは、補充の採用をし引き継ぎを済ませ
最終日の金曜日に二人で軽く飲みに行った。


「私がいつ戻ってもやれる仕事があるように会社をおっきくしといて下さいね。」

「おぉ、おまえも元気でな。」

在職期間は1年足らずだったけど、
僕らは2年分は仕事した気がするぐらい中身の濃い仕事をした。仕事が捗る良い組み合わせだ。


話しは尽きなかったが

time to go

電車に同乗し先に降りる間際に

お互い名前を呼び捨てにして頑張れよと言おうと持ち掛けた。

○○、頑張ってな。

彼女は少し照れながら四文字の僕の名前を早口で

○○○○も頑張ってな


お互いの自宅は直線で3kmと離れてないのに
永遠の別れのような。



今日 月曜日。
いつもなら朝から事務所に響く彼女の明るい声はない。


遠慮がちな新人さんの大人しい声。


いつかまた彼女と仕事をする日が来ることを祈る。

男前の彼女のことだから
連絡なんかしないで
いきなり事務所に現れるだろう。
少しはにかんで。

僕は言う。
「おい、そんなとこに突っ立ってないで早く旨い珈琲をいれてくれよ。」

「はーい」

また明るい声が響き渡るだろう、事務所にも、心にも。


きっとまた会える。

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