9月25日に王座統一戦を行うことになった中広
「日本Sフライ級王座統一戦」(9月25日、東京ビッグサイト)
日本Sフライ級正規王者・中広大悟(28)(広島三栄)が、9月25日に東京ビッグサイトで暫定王者・佐藤洋太(協栄)と王座統一戦を行うことが31日、決まった。WBAフライ級王者・亀田大毅(亀田)と元王者・坂田健史(協栄)の世界戦の前座として行われる。
広島唯一の日本王者の中広は、09年12月の防衛戦で右手親指の腱を断裂。各階級の日本王者が指名試合を義務づけられた今春のチャンピオンカーニバルを欠場したため、暫定王者が立てられていた。
すでに負傷個所は癒えており、広島市内の三栄ジムで調整を続けている。「やる気は満々。いい充電期間になった。相手は気持ちが強い印象がある。自分も気持ちで負けないように攻めたい」と、約9カ月ぶりの試合へ意気込みを示した。
(2010年8月3日)