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【大相撲】雅山「土俵で信頼回復を」 謹慎後初めて心境語る2010年8月2日 11時38分
野球賭博関与による謹慎処分で大相撲名古屋場所を全休した元大関の幕内雅山関は2日、処分後に初めて心境を語り「自分の不祥事で自分を追い込んでしまった。真摯に受け止め、信頼を回復するのは土俵以外にないと思っている」と話した。 この日の朝、東京都荒川区の武蔵川部屋でけいこを再開し、しこ、てっぽうなどで約1時間にわたって汗を流した。精神的なショックから体重は約10キロも落ちたという。「体重はまだ戻っていない。ただ、場所中もけいこをさせていただくだけで、ありがたかった。今後はしっかりと相撲を取ることで償いたい」と神妙な表情で述べた。 9月の秋場所は十両に転落するとみられるが、33歳のベテランは現役を続行。「覚悟はできていた。精神的にきついが、土俵に上がって頑張るしかない」と不祥事からの出直しへ決意を見せた。 同じく野球賭博問題で師匠の阿武松親方(元関脇益荒雄)以下、約半数の力士が謹慎処分を受けた阿武松部屋も2日朝に千葉県習志野市の部屋でけいこを再開した。非公開だった。 (共同)
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