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【大相撲】

親方衆だけの会合を提案へ 角界改革へ立浪一門

2010年8月2日 19時36分

 大相撲の相撲部屋を系統別に分ける一門の一つ、立浪一門は2日、東京・両国国技館で一門会を開き、日本相撲協会の改革に向けた親方衆だけの会合の立ち上げを年寄総会に提案することを決めた。相撲協会理事ら役員以外の親方衆による年寄総会の早期開催を求めることも決定した。親方衆が自発的に相撲協会の改革を目的とした組織づくりを進めるのは極めて異例。

 この日、7月末の「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会」に一門代表のオブザーバーとして参加した春日山親方(元幕内春日富士)が、独立委の会議内容を報告した。その上で、相撲協会の全般的な改革を目指す第三者機関の独立委だけに任せるのではなく、協会内部でも話し合う場が必要との意見でまとまった。

 春日山親方によると、会合は一門の枠を超えた集まりを目指し、独立委に反発するのが目的ではない。同親方は「自分たちも意見を出し合って変わっていかなきゃ駄目だ。理事会では、独立委の意見と自分たちの意見を両方聞いてもらいたい」と意図を説明した。

 次回の年寄総会は23日に予定されている。

(共同)
 

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