ご当地ラムネが熱い! =たこ焼き、わさび味…続々と−全国各地の名物生かし
8月2日5時15分配信 時事通信
メロン、たこ焼き、わさび味…。地元の名物などで風味を加えた変わり種のご当地ラムネを、各地の中小企業が競って販売している。ビー玉入りの瓶ラムネは昭和40年代以降、駄菓子屋や銭湯の衰退とともに生産量は減少の一途だが、地ビールや地サイダーの流行に乗り、まちおこしに一役買うことも期待されている。
生産量全国一で国内シェアの半分を占める「ハタ鉱泉」(大阪市都島区)では、大阪名物のたこ焼きや水なす味など20以上の銘柄を発売。中でも新発売のラー油味が好調という。営業部の中田秀さんは「今年は猛暑なので、これからの売り上げが楽しみ」と話す。
全国清涼飲料工業会(東京)によると、最盛期の1953年、生産量は推定約8万3000キロリットルで飲料全体の6割以上を占めていたが、近年は5分の1以下に減少。ジュースやお茶などほかの飲料と自販機の普及、コンビニの台頭などが要因とみられ、業者も最盛期の約2000社から80社程度に減った。
しかしここ数年、地ラムネの銘柄は増える一方。北海道の夕張メロンやイカスミ、静岡のわさびや緑茶、広島のもみじまんじゅうなど、個性豊かな商品が並ぶ。同会によると、地サイダーと地ラムネは100銘柄を超え、3年前の約3倍に増えた。
同会の久保田潔さんは「観光地で売られ、まちおこしになっている例もある。インターネット販売も好調」と分析。「ラムネは世代間で思い出を共有できる夏の風物詩。独特のビー玉の音や瓶の重みなども楽しんでほしい」と話している。
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全国清涼飲料工業会(東京)によると、最盛期の1953年、生産量は推定約8万3000キロリットルで飲料全体の6割以上を占めていたが、近年は5分の1以下に減少。ジュースやお茶などほかの飲料と自販機の普及、コンビニの台頭などが要因とみられ、業者も最盛期の約2000社から80社程度に減った。
しかしここ数年、地ラムネの銘柄は増える一方。北海道の夕張メロンやイカスミ、静岡のわさびや緑茶、広島のもみじまんじゅうなど、個性豊かな商品が並ぶ。同会によると、地サイダーと地ラムネは100銘柄を超え、3年前の約3倍に増えた。
同会の久保田潔さんは「観光地で売られ、まちおこしになっている例もある。インターネット販売も好調」と分析。「ラムネは世代間で思い出を共有できる夏の風物詩。独特のビー玉の音や瓶の重みなども楽しんでほしい」と話している。
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最終更新:8月2日21時3分
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