「バレーボールに恩返しを」元全日本女子の大山加奈さん、Ｖリーグの出向職員に

　日本バレーボールリーグ機構（Ｖリーグ機構）は２日、今年６月末に現役引退を発表した元全日本女子の大山加奈さんの入職を発表した。大山さんは、８月２日付けで所属する東レ株式会社からの出向人事が決定。今後は、Ｖリーグ機構職員として、リーグのＰＲ活動、競技の普及発展を目指した活動を行う。

　以下、東レにより発表された、大山さんのコメント。

「人間的に成長させてくれた、そしてたくさんの素敵な出会いをもたらしてくれたバレーボールに恩返しがしたいという思いが強く、バレーボール界のために何ができるかと考えました。
　バレーボールの普及や発展に貢献することが、今の自分の立場を最大限に生かせることだと考え、また今までのさまざまな経験を次の世代に伝えていくことが私の使命だと感じ、バレーボールに対してだけではなく、ファンの方たちへの恩返しという意味も含めて、引退してからもバレーボールに携わり続けたいと思いました。
　Ｖリーグ機構のビジョンに自分の考えがマッチし、『バレーボール界に貢献していきたい』という新しい夢をＶリーグ機構でならかなえられるのではないかと思い、ぜひＶリーグ機構で勉強させて頂きながら、バレー界に貢献していきたいと思いました。
　バレー界の発展、Ｖリーグの発展のために力になれるように精いっぱい頑張ります！！」

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