平成22年度夏学期「海洋問題演習」レポート作成要領


   レポート作成要領:海洋問題演習2010夏学期レポート作成要領.pdf


(1)課題

「(1)場の利用」,「(2)資源の利用」,「(3)安全な利用」の各テーマに関連する

課題について,自ら調査・検討したレポートを作成する (テーマごとに1編,

計3編).

 対象とする課題は,各テーマの特定の講義で取り上げられた問題に特化したもの

でも,講義では直接扱ってはいないが各テーマに関連することで,講義を聞きなが

ら考えたことでもよい.

 ただし,レポートの内容は,随筆・感想ではなく,調査・検討の過程と結果,

そして結論について根拠を示して論理的に提示すること.また,興味を持った課題

については記憶が新しいうちにレポートの準備を進めることが望ましい.


(2)分量

テーマごとにA4版で3000〜4000字程度.図表をいれても構わないが字数には含めない.


(3)提出期限

平成22年8月9日(月)15:00厳守


(4)提出先

海洋アライアンス教務担当(新領域教務係内) education@oa.u-tokyo.ac.jpに,電子メールで送信する.なお,レポート受信後にこちらから受信確認メールを送信するので,届かない場合は電話で問い合わせること(04-7136-4093(内線64093)).

  電子メール件名:「海洋問題演習レポート」

  添付ファイル:レポート3編をPDF(又はWord)ファイルで添付.

  ファイル名:「履修科目名_氏名_テーマ」とする.


  例)【海洋問題演習 I】を履修している【海洋太郎さん】が

    【(1)場の利用】のレポートを提出する場合

    海洋1_海洋太郎_(1)場の利用.pdf


(5)注意事項

・インターネット等からのコピーを提出した場合,当該レポートは評価なしとす

 る.引用が必要な場合は,必ず引用元を明記すること.

・レポートの本文には,1)学籍番号,2)氏名,3)テーマ(「(1)場の利用」,

 「(2)資源の利用」,「(3)安全な利用」)の別及びレポートのタイトル を記載

 すること.


【第10回 海洋アライアンス・イブニングセミナー】

開催の御案内


海洋アライアンスでは海に関わる情報交換を目的として,学内者を対象にしたイブニングセミナーを開催しております.第10回海洋アライアンス・イブニングセミナーを下記のとおり開催いたしますので,お知らせします.


本セミナーはビールやソフトドリンクで喉を潤しながらリラックスしたムードで聴講する企画となっております.これまで開催されたイブニングセミナーは和気あいあいの雰囲気で,活発な意見交換が行われています.今後も海に関する情報交換の場として様々な分野の研究者の方々にお集まりいただきたいと思います.


 どうぞ皆様奮ってご参加ください.

 なお,今回に限り,ご参加は講師のご希望により東大教職員に限ります.


           記


講演題目:海底熱水鉱床の海底選鉱

講  師:小田部翔(工学系研究科 修士課程2年)

     定木 淳(工学系研究科 准教授)


開催場所:本郷キャンパス・工学部4号館3階422会議室

日  時:2010年7月29日(木)18:00〜20:00


準備の都合がございますので,ご出席なさる方は下記フォームにて7月20日(火)までにoa-office@aori.u-tokyo.ac.jpへご連絡ください.


----<以下,連絡フォーム:ご出席の方のみご連絡ください>--------


 お名前:     

 ご所属:      

 お飲物の希望 (当日,会場にて実費をお支払いください)

 1.ビール350ml缶 不要 or 1本 or 2本

 2.お茶缶入り (  )本

 3.オレンジジュース缶 (  )本


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

海洋アライアンス事務局

(柏キャンパス・大気海洋研究所内)

 担  当:大澤,北島

 内線TEL:66037,66038

 内線FAX:66039

 E-mail:oa-office@ori.u-tokyo.ac.jp

 URL:http://www.oa.u-tokyo.ac.jp/

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


【平成22年度 夏(1・3)学期 D:人間・環境一般「海の魅力と海の基礎 I」】


木曜日5限(16:20-17:50)

駒場1号館156教室


キーワード:海からの生産,海の変動,海の観測,海からの災害,海洋基本法,海洋アライアンス


講義内容:

本講義は,理学・工学・農学・法学・総合文化・新領域研究科,大気海洋・地震・東洋文化・生産技術研究所,史料編纂所・アジア生物資源環境研究センターなどで海洋に関する研究・教育活動に関わっている教員が,最先端の研究成果を紹介する. 鉱物資源,エネルギー,食料,輸送,環境,あるいは安全・安心などさまざまな項目において,海からの恩恵あるいは海からの災害が我が国に与える影響は大きい.東京大学は,海洋に直接関係する200名以上の研究者(学生・院生などを除く)を擁し,その多くの方々は,関連する府省における施策に大きな影響力をもっている.このような研究者の活動を各個研究の一環としてではなく,他研究領域とのつながりを深め,広く海に対して横断的かつ総合的に考えることで,海に関係する事項の理解が深まり,新しい技術を開発し,産業をおこしていくことが可能となる.このような海洋という幅広い分野を総合して考えることの出来る人材の育成および,海洋関連研究者・大学院生の活動を支援することが,機構「海洋アライアンス(http://www.oa.u-tokyo.ac.jp/ )」の目的である.本講義では,海洋アライアンスに参画している教員が,海洋研究に横串を通し,我が国の海関連の事項を総合的な視点で紹介する.海に関係する学問分野の発展のみならず,強力なシンクタンクとして我が国の海への取り組みにおいて東京大学がどのような役割を果たしているか,そして何よりも海の魅力を解説する.



第1回 4月8日(木)

   早稲田 卓爾:(ガイダンス後)魔の海域と海難事故

第2回 4月15日(木)

   赤坂甲治:生命科学とバイオ・医学に活躍する海洋生物

第3回 4月22日(木)

   鈴木英之:海洋の再生可能エネルギー

第4回 5月6日(木)

   黒倉 壽:アジアの水産の何が面白いのか

第5回 5月13日(木)

   日比谷 紀之:地球の気候をコントロールする深海のミクロな現象

第6回 5月20日(木)

   福島朋彦:島と周辺海域の総合管理

第7回 5月27日(木)

   磯部雅彦:海の波の基礎

第8回 6月3日(木)

   多部田 茂:海洋利用の環境影響評価

第9回 6月10日(木)

   林 昌奎:リモートセンシングによる海面観測

第10回 6月17日(木)

   田島芳満:沿岸域の地形変化

第11回 6月24日(木)

   大内一之:海のポテンシャルを低炭素社会へ生かす

第12回 7月1日(木)

   津田 敦:プランクトンの世界,観察する大切さ,難しさ

第13回 7月8日(木)

   篠原雅尚:海溝型地震と海域地球物理観測研究


【成績評価】 出席点30%,レポート70%

出席点:

・毎回講師が名前を呼び,出席を確認します.早退・遅刻は出席点を半分とします.

・毎週の講義のまとめを,次週の講義担当教員に提出して下さい.

・ノートのコピーを提出しても構いません.

 (最後の週のまとめは,課題レポートと一緒に提出して下さい.)


レポート:

・毎回,各講師がレポート課題を通知します.13課題の中から合計2課題を選択し,7月20日(火)までに提出すること.期日を過ぎてからの提出はレポート点を半分とします.

レポート提出締切:2010年7月20日(火)


【レポートの書き方】

表紙:氏名,学生証番号,学年,所属学部,レポート出題教員名を明記

レポート本体:A4で片面3ページ以上

レポート内容:自分の言葉で,自分で考えたことがわかるように書くこと.引用をする場合は次の点に留意すること:本文を補う程度の分量で引用すること,本文と引用部分を明確に区別すること(直接引用の場合はかぎ括弧などでくくり出所を短く記すこと,間接引用の場合は本文中出所を括弧でくくって短く記すこと),レポート末尾に引用元の出所の詳細をまとめること.


[引用例]

直接引用:

第4次IPCC報告(参考文献1)によると,「世界の二酸化炭素,メタンおよび一酸化二窒素の大気中濃度は,1750年以降の人間活動の結果,大きく増大してきており,氷床コアから決定された,工業化以前何千年にもわたる期間の値をはるかに超えている. 」

間接引用:

二酸化炭素,メタンおよび一酸化二窒素などの温室効果ガスの大気中濃度は,産業革命以降増大を続け,工業化以前数千年の平均濃度をはるかに超えていることが,氷床コアの分析からわかった(参考文献1).

出所のまとめ方(レポート末尾にまとめる):

参考文献

1) IPCC 第4次評価報告書第1作業部会報告書 政策決定者向け要約


【レポートに関する注意】

・明らかに既存の著作物(ウェブページなど)からのコピーと思われるレポートは採点しない.

・参考文献リストが無いレポートは,レポート点を半分にする.


【レポート提出先】

メール: terada@orca.k.u-tokyo.ac.jp

2課題を別々のファイルとし,両方同時に添付ファイルで送信してください.

ファイル名に学籍番号,苗字と課題番号を入れてください.

(例:A102305海山-第3課題.doc)


【海洋問題演習 IVを履修されている皆様】

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◆海洋問題演習IV: 履修されている皆様


新領域創成科学研究科では,4月30日(金)に月曜日の授業を行うことになっておりますが,「海洋問題演習」は行いませんのでご注意ください.

【2010年度海洋工学基礎 課題一覧】

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担当者: 佐藤愼司教授(工学系・社会基盤学専攻),村山英晶准教授(工学系・システム創成学専攻)

開講日: 夏学期/月曜3限 13:00~14:40

講義室: 工学部一号館13号講義室

単位数: 2単位

内容等: 持続可能な海洋利用を実現するための海洋工学の基礎 について学習する。講義内容は、海洋構造物工学、船舶工学、海中工学、沿岸工学、海岸工学、海洋資源・エネルギー学、海洋情報処理学などであるが、学部での専門教育課程で海洋工学に関わる履修が無くても習得できるように講義する。

成績等: 出席とレポートにて成績をつける。レポートは下記の【海洋情報処理・海中探査】、【海運・造船】、【海洋利用】、【海岸・沿岸工学】の4つの分野から1つずつを選んで提出すること。合計4つのレポートを提出することとなる。

問合せ: murayama 'at' sys.t.u-tokyo.ac.jp

 

講義日程:

 

【海洋情報処理・海中探査】

4月19日(月) 「海洋観測機器工学概論(Ⅰ)」 浅田昭(教授) 生産技術研究所(新領域・海洋技術環境学専攻)

課題(4月19日)

 次の中から1つ以上を選んで、具体的な応用例について自分の考えを約1000文字以内にまとめて説明せよ。

(1) 川床、海底の地形を計測する応用例

(2) 川床、海底の画像を計測する応用例

(3) 水中の映像を計測する応用例

 

キーワード:音響ビーム、ファンビーム、マルチビーム、ミルズクロス、音響ビデオ、音響レンズ、インターフェロメトリ、ダム、河川、橋脚、パイプライン、港湾構造物、航路、浅所、海底資源、地震、火山、沈船、砂、泥、漁礁、ナビゲーション、養殖、水中生物、環境、浚渫、セキュリティ、ダーバー、不審物、魚、藻、水中哺乳類

 

締切: 5月10日(月) 提出先: asada 'at' iis.u-tokyo.ac.jp

 

4月26日(月) 「海洋観測機器工学概論(Ⅱ)」 浦環(教授) 生産技術研究所(新領域・海洋技術環境学専攻)

課題(4月26日) ura20100426.pdf~

締切: 5月17日 提出先: ura'at'iis.t.u-tokyo.ac.jp

【海運・造船】

5月10日(月) 「海洋・氷海構造物用金属材料の最前線」 粟飯原周二(教授) 工学系・システム創成学専攻

課題(5月10日)

 今後の海洋・氷海開発において、どのような特性を具備した材料があればよいか、考えを述べよ。既存材料の制約を考慮しなくてもよい。

締切: 5月31日(月) 提出先: aihara'at'sunshine.naoe.t.u-tokyo.ac.jp

5月17日(月) 「船舶・海洋構造物用複合材料の最前線」 鵜沢潔(特任准教授) 工学系・システム創成学専攻

課題(5月17日)

 船舶・海洋構造物について複合材料の使用が期待されている,あるいは適用が適していると思 われる構造物を例に挙げて,

○その構造物の材料・構造の特徴を簡単にまとめ,

○複合材料に求められている材料特性,成形技術,設計技術について整理し,

○さらに,その複合材料構造の実現化に対する課題・解決すべき問題について,どのような解決策が考えられるかを述べよ.

 出来るだけ簡潔に,従来の既成概念,既存材料にとらわれない発想もOK.既存の船舶・海洋構造物について調べたことをまとめるのではなく,新たなアイデア・可能性,あるいは面白さ,重要さなど,自由な発想で描いてみてください.レポートの量より中身の面白さを重視します.

締切: 6月7日 提出先: uzawa'at'giso.t.u-tokyo.ac.jp

 

5月24日(月) 「Green Ship Technology~海上輸送低環境負荷技術」 末岡英利(特任教授) 工学系・システム創成学専攻

課題(5月24日)

(1)再生可能自然エネルギーを船舶の推進に利用する方法の提案(突飛な発想も大歓迎)

(2)それを実現するための課題と解決のための提言

締切: 6月11日 提出先: sueoka'at'sys.t.u-tokyo.ac.jp

 

【海洋利用】

5月31日(月) 「海洋石油・ガス開発」 尾崎雅彦(教授) 新領域・海洋技術環境学専攻

課題(5月31日)  ozaki20100531.pdf

締切: 6月30日(水) 提出先: ozakim'at'k.u-tokyo.ac.jp

 

【海岸・沿岸工学】 

6月7日(月)  「海岸の波と流れ」 田島芳満(准教授) 工学系・社会基盤学専攻

課題(6月7日)  tajima20100607.pdf

締切: 7月7日(水)

提出先: 工学部1号館252号室またはyoshitaji'at'coastal.t.u-tokyo.ac.jp

 

【海洋利用】

6月14日(月) 「海底熱水鉱床の開発」 飯笹幸吉(教授) 新領域・海洋技術環境学専

課題(6月14日)  iizasa20100614.pdf

締切: 7月9日 提出先: k-iizasa'at'k.u-tokyo.ac.jp

 

6月21日(月) 「海洋深層水利用工学」 大内一之(特任教授) 工学系・システム創成学専攻

課題(6月21日)  ouchi20100621.pdf

締切: 7月15日 提出先:ouchi'at'athena.ocn.ne.jp

 

6月28日(月) 「海洋における食料生産」 北澤大輔(准教授) 生産技術研究所(工学系・システム創成学専攻)
課題(6月28日)  kitazawa20100628.pdf  
締切: 7月20日 提出先: dkita'at'iis.u-tokyo.ac.jp

 

 【海岸・沿岸工学】

7月5日(月)  「沿岸域の環境再生」 多部田茂(准教授) 新領域・環境システム学専攻

課題(7月5日)

具体的な沿岸域環境の再生施策を1つとりあげ,その概要をまとめるとともに,施策の特徴や課題について論じなさい.

締切: 7月30日(金) 提出先: tabeta'at'k.u-tokyo.ac.jp

 

7月12日(月) 「海岸浸食と沿岸防災」 佐藤愼司(教授) 工学系・社会基盤学専攻

課題(7月12日)  satoshinji20100712.pdf

締切: 7月30日(金) 提出先: sato'at'civil.t.u-tokyo.ac.jp

◆「海洋環境創造論」の本郷キャンパスにおける受講について


海洋学際教育プログラム推奨科目「海洋環境創造論」は柏キャンパス及び駒場(遠隔)受講のみ可能でしたが,公共政策の学生の皆さんの問い合わせにも対応して,本郷キャンパスでの受講が可能となりました.

本郷で受講を希望される方は,講義資料の準備の都合もあるため,

【4月15日(木)】迄にeducation@oa.u-tokyo.ac.jp宛にご連絡下さい.

(人数制限等により受講出来ない場合がありますので早目にご連絡下さい.)


科目名:海洋環境創造論 47230−03

曜限 :夏学期 金曜3限(13:00〜14:40)

場所 :環境棟3階講義室(柏)

    As306(駒場 II)

    工学部3号館4階410小会議室(本郷)

    ※駒場と本郷は遠隔講義


注意事項:

◇第二回講義(4/16)から受講の場合,今回特別に 第一回講義欠席については

 加味されません.9日の講義資料も16日分と共に配布いたします.

◇工学部3号館改修工事に伴い,5月中旬以降,本郷での開講場所が変更します.

 新しい場所は,講義中等にご案内する予定です.


東京大学 海洋アライアンス教務担当

(内線64093; Email:education@oa.u-tokyo.ac.jp

H22(2010)年度 海洋学際教育プログラム

開講科目講義シラバスの訂正等

 

◆訂正

P.11・P.14

水環境論

 (訂正前)

     火曜 3限(13:00〜14:40)

     大気海洋研究所(柏キャンパス)


 (訂正後)

     火曜2限 (10:15〜11:55)

     大気海洋研究所第5講義室(柏キャンパス)

 

P. 11・P. 14

海洋環境創造論

 (訂正前)

     環境 棟3階講義室(柏キャンパス)


 (訂正後)

     環境 棟3階講義室(柏キャンパス),

     駒場II:As306にても遠隔講義にて受講可

 

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◆補足事項

P. 6

修了に必要な単位数

 (補足事項)

     注:本学の大学院正規課程を修了,

     又は博士後期課程を単位取得退学することが条件となります.


【総合科目:海の魅力と海の基礎】

過去に出題されたレポート課題の一覧



「2010年度夏学期」

第1回 2010.4.8

早稲田 卓爾

海上での交通事故,すなわち,海難事故を裁く海難審判所の役割について調査しまとめよ.次に,重大な海難事故例から,突発的な大波との遭遇による,不測の事故であったことを示唆する,海難審判の結果を一例を選び,報告を分析し,科学的知見,工学的知見が果たす役割について,自分の意見を述べよ.

参考:http://www.mlit.go.jp/jmat/index.htm

引用を明示すること,自分の言葉で書くこと


第2回 2010.4.15

赤坂 甲治

多様な海洋生物の活用について


第3回 2010.4.22

鈴木 英之

海洋の再生可能エネルギーの利用に向けて世界各国で研究が進められているが,まだ本格的な実現には至っていない.これは,海洋の再生可能エネルギーの実現化に向けて様々な課題があるためである.実現化に向けた課題について考察を加えよ.さらに,これらの課題を克服するために,公的な共同実験場が有効であると言われているが,なぜ必要なのか,どのような役割が求められるのか,意見をまとめよ.


第4回 2010.5.6

黒倉 壽

スーパーマーケットに行き,輸入水産物の輸入先国を調べ,それらがどのような生産方法で,どのような人によって作られているのかをレポートしなさい.


第5回 2010.5.13

日比谷 紀之

1.約 12,000年前のヤンガードリアス期に起こった北半球・高緯度の寒冷化は,深層海洋大循環の停滞に伴うものであったという説がある.この説によれば,深層海洋大循環の停滞をもたらした原因として,どのようなものが考えられているのかを調べ, A4一枚以内にまとめよ.

2.何らかの理由で,月や太陽による起潮力が現在よりも ずっと弱くなってしまったとしたら,深層海洋大循環はどのようになってしまうだろうか?

また,その結果,世界の気候はどのように変化していくことが考えられるだろうか?その理由をあげて,各自の考えを述べよ.


第6回 2010.5.20

福島 朋彦

わが国は,沖ノ鳥島が消失しないように,様々な努力を重ねてきた.なぜそのような努力をすべきなのか,日本国政府の立場から説明せよ.

またその努力は実るだろうか? 根拠を挙げて,私見を述べよ.


第7回 2010.5.27

磯部 雅彦

1.海の波に関係する次の諸現象から3項目を選び,

  海の波の特性を念頭に置いて,なぜかを説明しなさい.

  1)波が岸に打ち寄せるのに,水は岸に溜まらない.

  2)チリ地震津波が日本に到達するのに一昼夜かかった.

  3)有明海では潮汐の振幅が大きい.

  4)波を利用して発電ができる.

  5)海水浴客が沖に流されて溺れた.

  6)防波堤を建設したら,片側の砂浜が侵食された.

  7)水深の浅いサンゴ礁の海岸の奥にある漁港では,

    荒天時にしばしば水に浸かる.

2.海の波の他にも,現実の世界には様々な波がある.その一つを取り上げ,

  どのような波であるかを説明するとともに,海の波浪と比較した類似点と

  相違点を指摘しなさい.


第8回 2010.6.3

多部田 茂

具体的な海洋利用技術を一つ選び,その技術によってどのような環境影響が想定されるかを述べよ.また,その技術を用いて海洋利用をする際には,どのような考え方で環境影響評価をすべきかについて論じよ.


第9回 2010.6.10

林 昌奎

衛星搭載マイクロ波散乱計(Microwave Scatterometer)から海上風の風速と風向を推定するアルゴリズムを調べる.


第10回 2010.6.17

田島 芳満

海岸侵食問題を助長している人為的な要因を挙げ,そのメカニズムを解説し,さらにその緩和策(解決策)について自身の考えを述べよ.

※解決策にはユニークな考え(独創性)を歓迎します.ただし,その実現性や考えられる問題点などについても簡潔に言及すること.



第11回 2010.6.24

大内 一之

海洋には,太陽光,風,波,温度差,栄養塩,水産生物,海底石油,鉱物といった多様な資源が存在する.にも拘わらず四面海に囲まれているわが国において,諸外国に比べて国民の海洋への関心は高いとは云えず,また年々低下傾向にある.このことに関して自分なりの考察・意見を述べよ.A4,3枚にまとめること.


第12回 2010.7.1

津田 敦

2009年に英国Royal Societyから出された「Geoengineering the climate: science, governance and uncertainty」(http://royalsociety.org/Geoengineering-the-climate/)にリストアップされた環境地球工学手法を一つ選び,その手法を概説し,効果,安全性,技術的段階を具体的に論じるとともに,自分の考えを述べよ.


第13回 2010.7.8

篠原 雅尚

1.海溝型地震について,その特徴について知るところを述べよ.

2.大きな海溝型地震が発生した場合にどのような社会への影響が生じるかについて,議論せよ.


「2009年度冬」

第1回:10月 5日(月) 浦辺 徹郎

現在、各国が競って大陸棚延伸の申請を行っている背景には、海底エネルギー・鉱物資源の開発があるとされている。このような海底下の資源開発を行うに当たって、

    (1)それを行う意義、と(2)注意しなければならない点、

を挙げて検討を加えること。


第2回:10月 19日(月) 長谷 知治

今日紹介した海上輸送を取り巻く政策課題・対応の事例の中から1つ選択又は自らが海上輸送を取り巻く政策課題と考えるものを設定の上調査し、海上輸送の意義を踏まえつつ、当該課題に対する対応策をまとめること(既存施策とは異なる独創性のあるものが望ましい)


第3回:10月 26日(月) 茅根  創

沖ノ鳥島の経済活動として,どのようなものが考えられるか?


第4回:11月2日 (月) 日比谷 紀之

何らかの理由で、月や太陽による起潮力が 現在よりも ずっと弱くなってしまったとしたら、深層海洋大循環はどのようになってしまうだろうか?

また、その結果、世界の気候はどのように変化していくことが考えられるだろうか?その理由をあげて、各自の考えを述べよ。


第5回:11月 9日(月) 佐藤 愼司

国土の土砂環境」について,講義内容に則して現状の課題を整理し,海の魅力を生かしつつ人間社会を持続的に発展させるための望ましい方向を具体的に述べよ.

自分自身の考えが論理的に記述されているレポートを高く評価する.収集した情報については,引用元(書籍名,新聞名,ウェブサイトアドレスなど)を明記して,自分自身の意見と区別して記述すること.


第6回:11月16日(月) 福場 辰洋

海洋(水中)環境において使用するための計測機器の実例を調査し、計測対象の海洋科学における重要性についてまとめた上で、装置の概要、性能について報告する。

@必要に応じて、図・表を使用すること。

@資料は書籍、論文、ウエブなど自由。ただし情報ソースは明記すること。資料の丸写しは認めない。

@講義で紹介したもの以外の実例を調べて取り上げること。ユニークな実例の紹介を期待します。

@不明な点はメール(bafuk@iis.u-tokyo.ac.jp)で問い合わせる。


第7回:11月30日(月) 八木 信行

共有資源を管理する方策について研究した米国のオストロム教授が本年ノーベル経済学賞を受賞した意義について書け【海の豊かさを保全するために、「共有地の悲劇」への対応が重要になる場合があるが、有効な対策に関する社会の認識が今回のノーベル賞受賞をきっかけとしてどのように変化する可能性があるかを議論すること】


第8回:12月7日(月) 青山  潤

動物はなぜ旅をするか?回遊の起源と進化について


第9回:12月14日(月) 高橋 鉄哉

国内外のある海域を選び,窒素・リンの人為的排出が沿岸海洋の生態系へ及ぼす影響について,具体的に記述し現在の対策と課題について調べる.


第10回:12月21日(月) 玉木 賢策

休講


第11回:1月7日(木) 鈴木 克幸

以下の船舶の技術について調べて説明せよ。図を交えてもよい。

    ・二重船殻構造

    ・緩衝型船首構造

    ・トリマラン

    ・GBA (Goal Based Standard)"


第12回:1月18日(月) 福代 康夫

海事による水生生物越境の対策はとりうるものか?


第13回:1月25日(月) 尾崎 雅彦

①統合国際深海掘削計画(IODP)の運営組織について調べて簡潔に説明する(引用元を明らかにすること)とともに,感想を述べよ。

②IODPのように,大型研究プロジェクトが国際協力の下で行われることの意義・問題点について考えを述べよ。


「2009年度夏学期」

第1回:4月9日(木) 巻 俊宏

  問1:有人潜水艇,遠隔操縦ロボット,自律型海中ロボットの例をそれぞれ2つ

     上げ,

      1)性能

      2)特徴、利点、欠点

      3)成し遂げた困難な水中作業

     を比較せよ。

  問2:水中における困難な技術的課題は何か

      1)3つの例を挙げ、

      2)現在はそれをどう克服しているか

      3)将来どういう開発をおこないそれを克服したいか

     を述べよ。

  問3:水中技術に関する感想。


第2回:4月16日(木) 篠原雅尚

  1.海溝型地震について、その地球科学的な性質について知るところを述べよ。

  2.大規模な海溝型地震が発生した場合に環境・社会への影響について、議論せよ。

  3.地震発生予測に関して、どのような観測研究が必要と考えるかを述べよ。


第3回:4月23日(木) 横山祐典

  地球の気候システムを駆動している要因にはどのようなものがあるか

  それを調べる方法にはどのようなものがあるか


第4回:4月30日(木) 羽角博康

  地球温暖化の中で生じると予想される海洋の大規模な変化について、

  2〜3個の具体例を挙げて

      - 変化のメカニズム

      - 地球温暖化へのフィードバック

      - 人間社会にどのような影響を及ぼすか

  等についてまとめよ。


第5回:5月14日(木) 福島朋彦

  社会が求める生物多様性の概念と、

  科学が明らかにしようとしている生物多様性を比較・整理して記述せよ。


第6回:5月21日(木) 赤坂甲治

  多様な海洋生物の活用


第7回:5月28日(木) 鯉渕幸生

  講義の中で興味をもった事柄について簡単に調べ、

  今日の講義内容と比較して、自分で考えたことをまとめる。


第8回:6月4日(木) 黒倉 壽

  思いつく共有資源をあげて、その管理の仕方について、考えを述べなさい。


第9回:6月11日(木) 保立道久

  日本の歴史社会と水の自然史


第10回:6月18日(木) Roger  Smith

  (海に関する英語の理解力をみる)


第11回:6月25日(木) 末岡英利

  人流・物流に携わる代表的輸送機器として 陸:自動車、海:船舶、空:航空機が

  ある。輸送機器としてのそれぞれの特徴について比較考察し、船舶の役割・将来像を

  論ぜよ。

   ※ A4 x 3枚以内 (含:図表)


第12回:7月2日(木) 松本 良

  エネルギー資源の危機と地球の温暖化が進む中で、我が国がガスハイドレートの

  資源化プロジェクトを進める理由について述べよ。

  さらに、今後、資源化プロジェクトがクリアしなければ成らないハードルについて

  考察せよ。(自分を、ハイドレート資源化に賛成か反対かいずれかの立場に立たせ

  た上で考察すると論旨が明快になるだろう。)


第13回:7月9日(木) 高木 健

  海洋エネルギーの賢い利用法を各自で考えよ。



「2008年度冬学期」

第1回 10月6日(月) 浦 環

  問1:有人潜水艇、遠隔操縦機(ROV)、自律型海中ロボット(AUV)の例を

     それぞれ2つ上げ、

      1)性能

      2)特徴、利点、欠点

      3)成し遂げた困難な水中作業

     を比較せよ。

  問2:水中における困難な技術的課題は何か

      1)3つの例を挙げ、

      2)現在はそれをどう克服しているか

      3)将来どういう開発をおこないそれを克服したいか

     を述べよ。

  問3:水中技術に関する感想。


第2回 10月20日(月) 佐藤愼司

  「海岸侵食」について,講義内容に則して現状の課題を整理し,短期的な問題を

  解決しつつ長期的に持続性を確保するための望ましい方向性を具体的に述べよ.

  ※:A4レポート用紙に,学生証番号と名前を明記し,課題の整理を1枚,

   望ましい方向を2枚で記述すること.

   自分自身の考えが論理的に記述されているレポートを高く評価する.

   収集した情報については,引用元(書籍名,新聞名,ウェブサイトアドレスなど)

   を明記して,自分自身の意見と区別して記述すること.


第3回 10月27日(月) 松本 良

  「Clathlate Gun Hypothesis」または「ガスハイドレート仮説」について調べ、

  3枚程度にまとめよ.


第4回 11月10日(月) 浦辺徹郎

  海底熱水活動の重要性について,項目を挙げ,その内容・理由を説明せよ.


第5回 11月17日(月) 歌田久司

  「日本沈没」について、各自の興味ある見地から議論せよ。

   例えば、

    ・自然科学に興味ある人は、科学的にみてそのような現象が発生しうるか否か、

    ・発生する場合の開始から終了までにかかる時間スケールなどについて調べて

     みる。

    ・政治に興味ある人は、科学者が10年後の日本沈没を予測した場合に、政府が

     とるべき諸政策を現実の国家予算を考慮に入れつつ考えてみる。

    ・映画が好きな人は、1973年版と2006年版の「でき」を比較する。

   などなど。

  ※これらの例にとらわれず、ユニークな議論を望む。

   他人の見解を引用した場合には、明記する事。


第6回 11月26日(水) 窪川かおる

  海洋環境の具体例を1つ挙げ,その環境に生息する生物群集内の生物と環境との

  関係について,複数の生物を選択して説明・考察せよ.

  1種類の生物に着目してもよい.


第7回 12月1日(月) 茅根 創

  沖ノ鳥島でどのような学術研究や経済活動を行うことが有効であるか?


第8回 12月8日(月) 赤坂甲治

  多様な海洋生物の活用について.


第9回 12月15日(月) 福代康夫

  生物の移動機構と移動防除の難しさについて


第10回 12月22日(月) 青山和浩

  下記から問題を1つ選び,選択した問題は国際物流と商船にどの様な影響を

  及ぼすのかについてレポートに纏める。

    −現在の経済危機/世界恐慌

    −地球環境問題

    −資源・エネルギー問題


第11回 1月8日(木) 木暮一啓

  海洋の微生物群集、とりわけ細菌は、そのサイズは微細ながら他の海洋生物には

  見られないような、いくつかの特徴を持っている。それらはどのようなものか。

  具体的な項目を挙げて述べよ。


第12回 1月19 日(月) 日比谷紀之

  深層海洋大循環の強さをコントロールする可能性のある要因を複数あげ、

  その理由について各自の考えを述べよ。


第13回 1月26 日(月) 山口 一

  北極海を輸送経路(航路)として使うことを想定して、その経済的側面、

  環境的側面、政治的・戦略的側面について調べ、その可否を論ぜよ。


「2008年夏学期」

第1回 4月10日 早稲田 卓爾

  海洋を航行する船舶や,海洋資源の採掘など海上作業を行うにあたり,気象予測,

  波浪予測の果たす役割は大きい。わが国を含む世界各国が,気象・海象・波浪予

  報にどのような独自の取り組みを行っているか,調査し,危機管理という観点か

  ら,各国の取り組みがどのように連携をとり,情報を共有すべきか,論ぜよ。


第2回 4月17日 増田昌敬


第3回 4月24日 佐藤 徹


第4回 5月8日 田島芳満

  海岸侵食問題を助長している人為的な要因を挙げ,その問題点や解決方法について

  議論せよ


第5回 5月15日 木村伸吾

  海洋生物の回遊生態と資源量変動について知るところを

  背景に、持続的食糧資源の確保について議論せよ


第6回 5月22日 篠原雅尚

  1.海溝型地震についてその地球科学的な性質について知るところを述べよ。

  2.海溝型地震の発生予測にむけて、どのような研究開発が必要と考えるか、

    または発生した場合におよぼす環境・社会への影響について議論せよ。


第7回 5月29日 黒倉 寿


第8回 6月5日 奥脇直也


第9回 6月12日 吉田 学

  以下の2種の動物も近年多く実験に用いられ、ゲノムやESTの解読も進んで、

  モデル動物化が図られている。その動物がもつ特長と実験に用いた場合の利点を

  あげ、 研究が進む背景を考察せよ。

    Trichoplax adhaerens(センモウヒラムシ)

    Gasterosteus aculeatus(イトヨ)


第10回 6月19日 武田重信

  栄養物質を直接もしくは間接的に利用した海洋生物生産の促進方策を提案し、

  予想される効果と環境影響について議論せよ。また、その方策に関して得られ

  た科学的成果を公表するときに、社会的影響をどこまで考慮しておくべきか考

  えを述べよ。


第11回 6月26日 升本順夫

  海洋の変動を理解し、予測することが、我々の生活とどのように結びついてい

  るのかを、具体的な例を2つ以上示して、簡潔にまとめよ。その際、海洋を物

  理的に考えることがどのような役割を果たしているか、についても記すこと。


第12回 7月3日 植松光夫

  地球上の生物の存在が地球の気候変化に関与しているのかどうか、例を挙げて

  議論せよ。

  また、人類にとって望むべき地球 環境の将来像を海洋の役割を考慮して論ぜよ。


第13回 7月17日 徳山英一

  20XX年南海トラフYY半島沖50キロの海域でマグニテュー ド8.4(震源の深さ

  は30キロ)の巨大地震が発生した。地震発生後に活断層調査を実施するにあた

  り如何なる調査手法(音波を用いたリモートセンシングのみ)を用いるかにつ

  いて述べよ。なお、調査の目的は

    1)活断層の特定し、その規模を明らかにすること、

    2)断層活動で引き起こされた断層以外の海底変動の解明、である


「2007年度冬学期」

第1回 10月15日 浦 環

  世界を代表する

    1) 有人深海潜水艇(HOV: Human Occupied Vehicle)

    2) 有索遠隔操縦無人潜水機(ROV: Remotely Operated Vehicle)

    3) 自律型海中ロボット(AUV: Autonomous Underwater Vehicle)

  について、

  課題1:それぞれ1〜2例をあげ、それらの

      a)仕様および性能

      b)発見など、なしとげた成果

      c)問題点と改良の方向

    を示せ。

  課題2:1〜3)それぞれについて、その特徴をおおいに発揮できる

    海中観測項目について述べ、他のものとの比較をせよ。

    参考文献

    浦環・高川真一編著:""海中ロボット総覧"", (株)成山堂書店, (1994.2)

    浦環・高川真一編著:""海中ロボット"", (株)成山堂書店 ,(1997.4)


第2回 10月22日 浦辺徹郎

  天然資源と人類の持続的発展について考察せよ


第3回 10月29日 福代康夫

  環境を守る、特に生物移動を防ぐことの難しさについて

  科学的側面だけでなく、社会学的にも論ぜよ


第4回 11月5日 佐藤慎司

  「海岸浸食」について,講義内容に即して現状の課題を整理し,

  短期的な問題を解決しつつ長期的に持続性を確保するための

  望ましい方向性を具体的に述べよ


第5回 11月12日 歌田久司

  「日本沈没」について、各自の興味ある見地から議論せよ。

  例えば、自然科学に興味ある人は、科学的にみてそのような現象が

  発生しうるか否かについて調べてみる。政治学に興味ある人は、

  科学者が10年後の日本沈没を予測した場合に、政府がとるべき

  諸政策を考えてみる。

  映画が好きな人は、1973年版と2006年版の「でき」を比較する、

  などなど。これらの例にとらわれず、ユニークな議論を望む。


第6回 11月19日 松本 良

  地質時代にはメタンハイドレートの大量分解による環境変動が、

  生物の大量絶滅が起きた例が報告されている。

    1)メタンハイドレートの大量分解はどのようなメカニズムに

      起きるか、

    2)メタンハイドレート分解により地球環境はどのように変化するか、

    3)地質時代で、メタンハイドレート分解に起因すると言われている

      大量絶滅はいつ起きたか


第7回 12月3日 窪川かおる

  鯨骨の環境は深海底の熱水や冷湧水の噴出する特殊な環境と

  同様な特徴(極限環境と呼ばれる)を持ち、古海洋環境と似ていると

  考えられる。次の3つのイベントから1つを選び、

  極限環境と化学合成細菌に焦点を当て、解説と考察をせよ。

    1)生命の誕生

    2)最初の単細胞誕生

    3)最初の多細胞生物誕生


第8回 12月10日 赤坂甲治

  多様な海洋生物の活用について


第9回 12月17日 茅根 創

  島嶼国における,海面上昇以外の問題について,調べてまとめて下さい


第10回 1月7日 青山和浩


第11回 1月15日 木暮一啓


第12回 1月21日 日比谷紀之

  何らかの理由で、月の起潮力が現在よりも、ずっと弱くなってしまった

  としたら、深層海洋大循環はどのようになってしまうだろうか?

  そして、その結果、世界の気候は、どのように変化していくことが

  考えられ るだろうか?

  その理由をあげて、各自の考えを述べよ。


第13回 1月28日 山口 一

  北極海を輸送経路(航路)として使うことを想定して、その経済的側面、

  環境的側面、政治的・戦略的側面について調べ、その可否を論ぜよ。


タイトル:

ワークショップ及び外国人講演会の開催支援申込み


本文:


ワークショップおよび外国人講演会の開催支援のお知らせ


 海洋アライアンスの活動を活発化するために,日本財団からの助成資金で,ワークショップの開催および外国人講演会の開催を支援いたします.

受付は随時ですので,ふるってご計画・ご応募ください.


1.趣旨: 海洋アライアンスの活動を活発にするために,

     ・ワークショップ

     ・外国人講演会

の開催を支援します.ただし,ワークショップは,学際的なものであることを原則とします.


2.申し込み資格: 東京大学に所属する教員.


3.経費: 旅費,講演者謝金およびポスター印刷費


4.予算: ワークショップについては,一件につき最大50万円とし,それ以下のものを含めて年間240万円(平成20年度)を当てる.

外国人講演会は,一件につき3万円とし,年間60万円(平成20年度)を当てる.


5.申し込み: 申込用紙のダウンロード.

     ・ワークショップ別紙1_OAワークショップ申込書HP用.doc

     ・外国人講演会別紙2_OA外国人講演会申込書HP用.doc

所定の書式に必要事項を記入の上,メールにて事務局(office@oa.u-tokyo.ac.jp)に申し込んで下さい.随時受け付けます.ただし,年間予算を上限とします.

外国人講演会は.開催日の3週間前までに申し込むこと.

 

6.決定: 海洋アライアンス運営委員会の合議によります.


7.企画者の義務:

 ・公開を原則とする.

 ・「海洋アライアンス・ワークショップ」あるいは「海洋アライアンス・外国人

  講演会」とプログラムおよびポスターに明示する.

 ・日本財団が協賛していることをプログラムおよびポスターに明示する.

 ・プログラムが確定した際に,それをアライアンス事務局に送付する.

 ・配布資料などを,アライアンス事務局に送付する.

 ・海洋アライアンスの協賛であることを案内状,プログラム,ポスターに明示

  する.

 ・開催後に参加者人数等をアライアンス事務局に報告する.報告書の大まかな

  書式は以下をダウンロードして御覧下さい.

 WS外国人講演会支援報告書書式例HP用.doc

  報告書は,ホームページの「活動報告」に掲載された報告書を参考に作製

  下さい.

 ・経費の執行にあたっては,担当事務局と十分に打ち合わせて下さい.


なお,開催は,海洋アライアンスのメーリングリストおよびホームページで告知されます.

【出前授業データ記入表】(随時更新)

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海洋アライアンス「出前授業」データ記入表のダウンロード


出前授業に登録いただける教員のかたは,出前授業データ記入表に必要事項を記入いただき,下記の事務担当まで提出下さい.担当者より,折り返しお返事させていただきます.

出前授業データ記入表のダウンロードはこちら!出前授業データ記入表.doc

出前授業データ記入表の送り先:demae@oa.u-tokyo.ac.jp

問い合わせ先:

東京大学 海洋アライアンス 

・特任准教授 八木 信行(やぎ のぶゆき)(yagi@fs.a.u-tokyo.ac.jp)

・特任講師  高橋鉄哉(たかはし てつや)(t-takahashi@aori.u-tokyo.ac.jp)


・事務担当  大澤 悦子(おおさわ えつこ)

    〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5

    メール:oa-office@aori.u-tokyo.ac.jp

    電話:04-7136-6037(内線66037)

    FAX:04-7136-6039

これまで海洋アライアンスの各教員からボランティアとしてお申し出のあった授業内容は,東京大学海洋アライアンスホームページ(http://www.oa.u-tokyo.ac.jp/)に掲示しております.今後更に幅を広げ、より多様な授業メニューを提示することで、出前授業を活発化させて行きたいと考えております。