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「もっと早く役所に伝えれば」長女、胸の内語る 113歳所在不明

2010.8.2 23:09
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 古谷ふささんの長女が2日夜、自宅アパートで取材に応じ、「7月末に区役所から初めて母親のことを聴かれた。私がもっと早く(同居していないと)区役所に伝えていれば…」と胸の内を語った。

 長女によると、古谷さんは昭和59年ごろまで、千葉県船橋市の団地近くの住宅に長女とその弟とともに生活していた。その後、古谷さんらは同県市川市に転居。しばらくして長女だけが、杉並区に引っ越した。

 母親と住民票の上では“同居”していたことになるが、長女は「東京で1人暮らしを始めてから住民票のことは知った」と説明。しかし、内容を修正しなかった理由については「身内の事情なので」「思いだせない」と言葉を濁した。

 長女の説明では、最後に母親と会ったのは、昭和61年ごろ。銀座にある長女の勤務先を1人で訪ね、15分ほど話したという。「足腰も元気のようだった」と振り返るが、どこに住んでいるかなどについて話すこともなく別れたという。

 長女は母親の居場所について「弟と一緒に暮らしていると思う。妹には家族がいるから」と推測するが、一方で弟の居場所については、「住所も連絡先も分からない」。妹とはたまに電話で連絡を取るが、母親の話題は出ていなかった。

 母親分の税金や各種保険の支払いは「催促が来るから仕方ないと思った」と支払っていたという。同じアパートに住む無職男性(72)も「突然騒ぎになってびっくりだ」と話した。

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