【話題のニュース】コピぺ論文見破ります 阪南大が検出システム2010年8月2日 21時32分 学生が論文やリポートにインターネット上の他人の文章を張り付ける「コピーアンドペースト(コピペ)」をなくそうと、阪南大(大阪府松原市)はコピペされた文章を見破るシステムの開発に成功した。阪南大が2日、発表した。 リポートを3文章ずつに区切ってネットやほかの学生のものと比較し、60%以上の類似度と判定された部分を赤く反転させ、指摘する仕組み。学生のリポートで実験したところ、約4割でコピペを確認した。 開発に携わった阪南大の花川典子教授(ソフトウエア工学)は、「学生がコピーばかりして勉強になっていないと、多くの教員が感じている。教育の質の向上につながれば」と話している。 大学によると、7月に全学部58科目の試験で実験したところ、5249件のうち4881件のリポートで検索システムが正常に稼働した。このうち1994件でコピペが見つかった。 今回の実験には約520台のパソコンで約12時間かかっており、今後は作業の高速化が課題になるという。 (共同) PR情報
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