http://news.livedoor.com/article/detail/4203975/ >「日本のアニメやゲームによって女性が搾取されている」といったような、悪質なデマにも近いプロパガンダを流布させる前に彼らにはやるべきことがあるはずだ。
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本来左派団体であるMiauの代表の一人が、平均的ネトウヨの人が書いた様な主張を述べていて、ところどころ無茶で面白いなぁとおもった>中川氏の批評
(中川氏は、どちらかと言えば保守よりと自身で仰っていたけど)
だだ読んでいて、中川氏が決定的に駄目だなぁと思うのは、そういう気違い系ロビイストの人たちって、別にマスコミプロパガンダに頼らずとも常時ロビロビーでちゃんとした政治力を自分たちの自力で構築しているんであって、そこを評価せずに全部すっ飛ばして「あいつらはダメ、統計すら読めない嘘つきの気違い」という批評を構築しちゃってるとこ。これでは完全に政治批評としてお話にならんというレベル。
規制派の人がきちんと努力を払い筋道立てて「政治」を行って来た事をちゃんと認めるべきであって、その辺はブログで叫ぶだけの低脳者ばかりが集うドアホな規制反対派と一緒にしちゃ絶対に駄目な箇所だわさ。でもどこまでいっても、規制派の人が払ったその「努力」は絶対に認めたくないのだろうなぁ。僕の様な「政治」派と違って、自分たちリテラシー派の沽券に関わるものね。
民主主義社会の大前提としてあるのはあくまで「多数決」であって、それを構築するのは「政治力」だ。だから、真に政治的な文脈での「(政治、情報)リテラシー」というのは「多数派を形成して政治的に勝つ能力」という意味である。
一朝一夕で手に入れられるものじゃない。
と同時に、「多数決」を間接的に導き、それを「政治上の民意」として構築する下地はすべての人に平等に与えられているものだ。
だから、そうした「社会的責任」を果たさずにネットやコミケで「俺様は正しい、規制派はアホ」理論をただ10年以上やり続けた反対派がこうなっているのは大筋で行って「政治的に自業自得」ってこと。
反対派はまず、そうした「自身のリテラシー不足」をちゃんとうけとめて、今からでも「政治」をきちんと行うべきだ。
真に近代社会を生きると言うのはそう言う事であって、中川氏の主張は政治力がない(ひいては世論も喚起できない)ことをきちんと受け止められないゆえのあてこすりになってしまっている。
せっかくMIAUという政治団体を率いているんだから、もう少し考え方を社会学的相対論から「政治」そのものに移さないと、この問題はいつまでも前進しないよ。