埼玉県秩父市の山中にヘリが墜落し、5人が死亡した事故の取材をしていた日本テレビの記者とカメラマンの2人が遭難しました。2人は1日午前に発見され、現場で死亡が確認されました。

 警察や消防によると、遭難したのは日本テレビ報道局の北優路記者(30)と川上順カメラマン(43)の2人です。午前9時過ぎ、ヘリの遭難現場から数キロ離れた沢の中で見つかり、現場で死亡が確認されたということです。2人は31日午前10時ごろに墜落現場に向かいましたが、夕方になっても連絡が取れなかったため、日本テレビから警察に救助要請が出されていました。関係者によると、川上さんは大学の山岳部出身で、登山の経験は豊富だったということです。31日の秩父地方は大気の状態が不安定で、現場付近では午後に雷雲が発生していました。日本テレビは、「2人の容体などについて警察から連絡を受けておらず、状況を確認中です」としています。

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