ローカルニュース

反核を訴える平和の火リレー 日南町をスタート

2010年07月30日

 反戦を訴える「反核・平和の火リレー」(同実行委員会主催)が29日、鳥取県日南町をスタートした。8月4日までの6日間で鳥取県内すべての市町村を巡り、核廃絶や被爆者援護施策の充実を呼び掛ける。

平和の火の付いたトーチを手に日南町役場前を出発するメンバー=29日、日南町

 リレーは1982年に広島県で始まった反核運動。戦後65年目の今年、鳥取県では26回目を迎えた。県教職員組合を中心とする実行委のメンバーが、八頭町までの計150区間を2人以上のチームでつないでいく。

 この日、日南町霞の町役場前で行われた出発式では、広島県の平和公園の火がトーチに移され、第1走者の浜家雄さん(34)が「安心して生活でき、幸せに生きることができる、本当の平和を求めて走り続けます」と決意表明。同じ第1走者の福本かな子さん(34)と駆け出した。

 リレー初日は日南町から江府町などを経て南部町までの57・1キロを走り、地域住民らに核や戦争のない世界の実現を訴えた。



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