(cache) 2輪カルガモ走で書類送検 全国初、広島県警 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 2輪カルガモ走で書類送検 全国初、広島県警

     広島県警庄原署などは30日、高速道路の自動料金収受システム(ETC)を、バイクが一列に連なって走る「カルガモ走法」で1台分の料金を免れたとして、道路整備特別措置法違反(不正通行)容疑で島根県奥出雲町職員(42)や会社員(35)ら同町の男性3人を広島地検三次支部に書類送検した。

     同署によると、ETCの付いたバイク2台の間にETCのない1台を挟む形で不正通行を繰り返していた。バイクでの「カルガモ走法」摘発は全国で初めてとしている。

     西日本高速道路中国支社が庄原署に通報。防犯カメラなどからツーリング仲間の3人が浮上した。

     送検容疑は、共謀して中国自動車道庄原料金所でETCの開閉バーに遮られないよう、400~1300ccのバイク3台で不正通行し、4月18日に島根県の江津インターチェンジ(IC)からの1台分料金2750円、5月3日に山口県の美祢ICからの同4100円を支払わなかった疑い。

     庄原署によると、庄原料金所は奥出雲町の約25キロ南で最寄り。ほかに3件、約8200円分を免れたとみられる。

      【共同通信】