2010.07/31(Sat)
幸せに♪
今からちょうど3年前の2007.7.31。
あの日から1095日が経った。
炎天下の暑い暑い一日であった。
私達が入ったレスキュー現場の中で、一番過酷だった。
人畜共通感染症の予防の為、重装備。

レインコート・長くつ・ビニール手袋・ビニールキャップ。
サウナに入っているより辛かった。
熱中症で倒れた人も居た。
手袋を脱ぐと、中には汗がグッショリと溜まり、手はふやけていた。
手を挙げると、汗が腕に流れ落ちてきた。
そんな現場で58頭の命が助け出された。
その中に居た、ヨーキーの「アイト」



どれだけの間、痒みと闘ったのだろう。。。
皆、長く伸びきった爪で掻きむしり、血みどろになっている子がほとんどだった。
アイトも皮膚が硬くなって、診断ではすでに毛根は、死んでしまっているだろう。。。と言われていた。
沢山のボランティアさんのご協力で、毎日ケアが始まった。
投薬・薬浴の繰り返しの毎日。
1ヶ月半くらいして、みんな柔らかなフワフワの被毛が生え始めた時は、感動であった。
「凄い!!凄い!!生まれ変わったよ!!」と、58頭の子達は、幸せな未来に向かって頑張った。
次々に、里親様が手を上げて下さった。
現在も同窓会に、この現場からレスキューされた子達が、可愛い笑顔と共に参加してくれている。
そんな子達を、迎えていたアイト。
「僕だって、幸せになるもん!絶対に迎えに来てくれるもん!!」と、私達と毎日を過ごしていた。
そして・・・とうとうその日が来た!!
里親様はおっしゃいました。
「パソコンの中の写真のアイト君に恋をしてました。」と。
とっても素敵なご夫妻です。
排泄での躾け・お散歩でのリード引きなど、アイトは最初からは出来ないでしょうとの事もお伝えしました。
でも、アイトはとっても利口な子です。
最初はご苦労があると思います。
必ず覚えます。
必ず、家族と共に楽しく暮らせるルールを身につけてくれます。
同じ現場から来た子達も、まだ何頭かいます。
アイトと常に一緒に居た、フローはアイトを送る立場になりました。
3年の間、常に一緒だった二人。
お別れだと言う事を判っています。
最後に、ランに2頭を出しお別れをしました。

「フローあなたの家族は、まだ気づいてくれてないのよね。。。あなたが此処でずっと待っている事を・・・」
「一緒に待つから、頑張ろう!!」
そして、アイトは里親様の暖かな胸に抱かれました。

良かったね♪おめでとう♪
出発の時、車に乗り込んだアイトは、後部座席にちょこんと、座っていました。
「おかぁちゃん、さようなら・・・」の里親様の言葉に、胸が一杯になり言葉が出ませんでした。
小さくなって行く車に、大きく手を振りながら涙がこぼれて・・・
泣いてはダメだと、いつも思いますが3年の月日が頭の中に浮かびます。
長く居た分、思い出は大きなものです。
1000日以上の時間を暮らしました。
お腹を壊した事、食事しなくなって心配した事、犬舎から出るのに飛ぶように走って自分の場所に行っていた事。
私達の役目は終了しました。
後は、里親様の元で沢山の愛情を頂いて、長生きしてくれる事です。
流れる涙を拭くタオルが無い!!思わずTシャツを手繰り上げて涙を拭き・・・「臭い・・・私臭い・・・」
感動の旅立ちが、臭いTシャツで、だいなし・・・(^_^;)
アイトの旅立ちを喜ぶと共に、送りだす時は着替えましょうとつくずく思ってしまいました(^_^;)
*今日のひゅうが*
やはり便が黒褐色で、内臓からの出血のようです。
投薬をプラスしました。
息使いは安定しております。
食欲もあります。
お散歩にも出てリラックスしています。
尿の量は、変わらず多いですが、色は薄くなっています。
お願い:利尿剤の投薬で、一日のおしっこの量と回数が半端ではありません。
ペットシーツ(スーパーワイド)の使用量も半端ではありません。
ご協力を重ねてお願い申し上げます。<(_ _)>
あの日から1095日が経った。
炎天下の暑い暑い一日であった。
私達が入ったレスキュー現場の中で、一番過酷だった。
人畜共通感染症の予防の為、重装備。
レインコート・長くつ・ビニール手袋・ビニールキャップ。
サウナに入っているより辛かった。
熱中症で倒れた人も居た。
手袋を脱ぐと、中には汗がグッショリと溜まり、手はふやけていた。
手を挙げると、汗が腕に流れ落ちてきた。
そんな現場で58頭の命が助け出された。
その中に居た、ヨーキーの「アイト」
どれだけの間、痒みと闘ったのだろう。。。
皆、長く伸びきった爪で掻きむしり、血みどろになっている子がほとんどだった。
アイトも皮膚が硬くなって、診断ではすでに毛根は、死んでしまっているだろう。。。と言われていた。
沢山のボランティアさんのご協力で、毎日ケアが始まった。
投薬・薬浴の繰り返しの毎日。
1ヶ月半くらいして、みんな柔らかなフワフワの被毛が生え始めた時は、感動であった。
「凄い!!凄い!!生まれ変わったよ!!」と、58頭の子達は、幸せな未来に向かって頑張った。
次々に、里親様が手を上げて下さった。
現在も同窓会に、この現場からレスキューされた子達が、可愛い笑顔と共に参加してくれている。
そんな子達を、迎えていたアイト。
「僕だって、幸せになるもん!絶対に迎えに来てくれるもん!!」と、私達と毎日を過ごしていた。
そして・・・とうとうその日が来た!!
里親様はおっしゃいました。
「パソコンの中の写真のアイト君に恋をしてました。」と。
とっても素敵なご夫妻です。
排泄での躾け・お散歩でのリード引きなど、アイトは最初からは出来ないでしょうとの事もお伝えしました。
でも、アイトはとっても利口な子です。
最初はご苦労があると思います。
必ず覚えます。
必ず、家族と共に楽しく暮らせるルールを身につけてくれます。
同じ現場から来た子達も、まだ何頭かいます。
アイトと常に一緒に居た、フローはアイトを送る立場になりました。
3年の間、常に一緒だった二人。
お別れだと言う事を判っています。
最後に、ランに2頭を出しお別れをしました。
「フローあなたの家族は、まだ気づいてくれてないのよね。。。あなたが此処でずっと待っている事を・・・」
「一緒に待つから、頑張ろう!!」
そして、アイトは里親様の暖かな胸に抱かれました。
良かったね♪おめでとう♪
出発の時、車に乗り込んだアイトは、後部座席にちょこんと、座っていました。
「おかぁちゃん、さようなら・・・」の里親様の言葉に、胸が一杯になり言葉が出ませんでした。
小さくなって行く車に、大きく手を振りながら涙がこぼれて・・・
泣いてはダメだと、いつも思いますが3年の月日が頭の中に浮かびます。
長く居た分、思い出は大きなものです。
1000日以上の時間を暮らしました。
お腹を壊した事、食事しなくなって心配した事、犬舎から出るのに飛ぶように走って自分の場所に行っていた事。
私達の役目は終了しました。
後は、里親様の元で沢山の愛情を頂いて、長生きしてくれる事です。
流れる涙を拭くタオルが無い!!思わずTシャツを手繰り上げて涙を拭き・・・「臭い・・・私臭い・・・」
感動の旅立ちが、臭いTシャツで、だいなし・・・(^_^;)
アイトの旅立ちを喜ぶと共に、送りだす時は着替えましょうとつくずく思ってしまいました(^_^;)
*今日のひゅうが*
やはり便が黒褐色で、内臓からの出血のようです。
投薬をプラスしました。
息使いは安定しております。
食欲もあります。
お散歩にも出てリラックスしています。
尿の量は、変わらず多いですが、色は薄くなっています。
お願い:利尿剤の投薬で、一日のおしっこの量と回数が半端ではありません。
ペットシーツ(スーパーワイド)の使用量も半端ではありません。
ご協力を重ねてお願い申し上げます。<(_ _)>
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