岩手県岩泉町のJR岩泉線で土砂崩れが発生し、走っていた列車が土砂に乗り上げました。乗客ら3人がけがをしましたが、約5時間後に無事保護されました。
31日午前7時35分ごろ、茂市発岩泉行きの1両編成の列車が岩手大川駅近くの落石シェルターの出口で崩れた土砂にぶつかり、緊急停車しました。車両は前面のガラスが割れ、左側も崩れた土砂が覆っています。岩泉警察署によると、乗客7人乗員2人のうち、3人が打撲などの軽いけがをしたということです。乗客乗員は、事故から約3時間後に消防や警察で編成された捜索隊に救助され、正午過ぎに、JRの輸送車で近くの駅の跡地に運ばれて無事保護されました。