ホーム > 芸能・社会 > 芸能・社会最新紙面記事

船越英一郎、涙…「穏やかな顔でした」

 思い出を語るうちに涙で言葉に詰まる船越英一郎(左)に代わって話す松居一代=静岡県・熱海市の保善院(撮影・三好信也)
 思い出を語るうちに涙で言葉に詰まる船越英一郎(左)に代わって話す松居一代=静岡県・熱海市の保善院(撮影・三好信也)

 俳優・船越英一郎(50)の母で、今月27日に転移性肺がんのため神奈川県湯河原町の病院で亡くなった元女優の長谷川裕見子(はせがわ・ゆみこ、本名・船越琴子=ふなこし・ことこ)さんの通夜が29日、静岡県熱海市内でしめやかに営まれた。

 雨が降りしきる中、船越は喪主として約300人の弔問客にあいさつ。妻の女優・松居一代(53)とともに取材に応じ「覚悟はできてました。最後はたくさんの人たちの愛情に見守られながら旅立ちました。本当に穏やかな顔でした」と目に涙を浮かべた。母が息を引き取る瞬間も松居とともに手を握って旅立ちを見送ったという。

 船越と松居が結婚した当初、母の長谷川さんと松居の確執が報じられたこともあったが、最後は強いきずなで結ばれていたようだ。病床の長谷川さんに、松居は毎日メールを送って励ましていたという。松居は通夜の間も肌身離さず形見となった携帯電話を抱えていた。人望が厚かった長谷川さんとの別れを告げるために、俳優・北大路欣也(67)、女優・山村紅葉(49)、プロデューサーの石井ふく子氏(83)らも弔問に訪れた。






Copyright(C) 2010 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp