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【芸能・社会】昼帯ドラマ 9月は高畑淳子主演2010年7月31日 紙面から
フジテレビ系の次の昼帯ドラマが、女優高畑淳子(55)主演の「天使の代理人」(東海テレビ制作、9月6日スタート、月〜金午後1時30分)に決まったことが30日、分かった。産む、産まないという“命”の選択をする現場を舞台に、“命”と真摯(しんし)に向き合った人々をオムニバス形式で描く意欲作。昼ドラでは珍しい熟女世代のヒロインで、人気・実力ともトップクラスの高畑が、“生”と“性”のドラマに意気込む。 高畑が演じるのは、現代社会に鋭く切り込むルポルタージュで知られるノンフィクションライターの吉村翔子。翔子は元助産師の桐山冬子を新たな取材対象にする。冬子は、中絶しようとする妊婦に宿った命の尊さを訴え、思いとどまるよう説得していたグループ「天使の代理人」の代表。 冬子は、結婚5年目にやっと授かった子を同姓同名の患者と間違われる医療ミスで失った女性、妹が妊娠したが、相手は自分の夫と知ってしまう女性など、さまざまなドラマを語り始める。 冬子を市毛良枝(59)が演じるほか、星野真里(29)、磯野貴理(46)、床嶋佳子(45)、六角精児(48)、田中幸太朗(27)、松崎しげる(60)ら豪華な出演陣。 東海テレビの服部宣之プロデューサーは「それぞれの命と真摯に向き合った人々の姿から、もう一度命というものについて真剣に考えるきっかけとなりたい。高畑淳子、市毛良枝という名女優が紡ぐ命の物語。この秋一番心に響く、そんなテレビの力を信じています」と話す。 また、主演の高畑は「中学生のころ、昼帰宅した際に見た“昼ドラ”の印象は思春期の私にとっては鮮烈でした。大人になるということは、こんな渦に巻き込まれるということなのかと、刺激的でエロチックな女主人公に心を奪われておりました。私としては、今回の“生”と“性”を舞台に矛盾をはらみつつ生きている、少々危なっかしい部分もある『天使の代理人』というドラマに胸躍っております」と話している。
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