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大阪市西区のマンションから長女・桜子ちゃん(3)、長男・楓ちゃん(1)の遺体が見つかり、母親の風俗店従業員・下村早苗容疑者(23)が死体遺棄容疑で大阪府警に逮捕された事件で、下村容疑者の父親(49)=三重県四日市市=が四日市市にある高校ラグビー強豪校の有名監督だったことが31日、分かった。父親は「娘が離婚してから1年以上、娘にも孫にも会っていなかった」と話している。
育児放棄して幼い我が子2人を死なせた下村容疑者の父親は、三重県内有数のラグビー強豪校を率いる“有名人”だった。四日市市にある学校ホームページなどによると、ラグビー部は年末年始の全国高校ラグビー大会に15度の出場を誇る名門。同校で保健体育の教員を務める父親は、監督として27年間、指導にあたっている。
今年は3年生の学年主任も務めており、同校事務員によると「熱血漢で生徒の信頼も厚い」。テレビ番組の取材なども受けたことがあり、四日市市内では名を知られた人物だった。ラグビー部は夏休み中も練習を行っているが、この日午前に行われた練習には姿を見せなかった。
父親は、今回の事件を受け「(下村容疑者の離婚から)1年以上、娘にも孫にも会っていなかった。(娘らが)どこにいるのかも、はっきりしなかった」と話した。また、下村容疑者と父親らが以前に暮らしていた住宅近くに住む60代の男性は、学生時代の下村容疑者について「派手な格好をしていてグレたような感じがあった」と振り返った。
下村容疑者は2006年12月に結婚、昨年5月に離婚しているが、府警捜査1課によると、同容疑者は子供2人を置き去りにして家を出た理由について「自分の時間が欲しかった。育児放棄が原因で殺してしまった」と供述。今年6月下旬頃から妹や友人宅などを転々としていたが、7月上旬頃には元夫に電話をかけ「仕事をしながら子育てするのは大変でしんどい」と訴えていた。熱血指導でラグビー部を花園常連校に育て上げた父親がいながら、下村容疑者は子育ての悩みについて相談したり助けを求めたりすることはなかったという。
事件発覚前日の7月29日に自宅に様子を見に行った際には、我が子の遺体の腐敗が進んでいるのが分かった、と供述している。
(2010年8月1日06時08分 スポーツ報知)
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