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手こぎ丸木舟で日韓航海へ 松江の市民グループが進水式 島根

2010.8.1 02:40

 古代日韓交流の日本海航路を、手こぎの丸木舟「からむし4世号」で来年夏に航海する計画を進めている松江市の市民グループ「からむし会」などが31日、同市秋鹿町の宍道湖で丸木舟の進水式を行った。

 同グループ代表の森泰さん(68)や元小学校教諭の錦織明さん(61)らが「日本と韓国の古代航路を渡り、両国の交流につなげたい」と企画した。

 からむし会では昭和56年、石器に加工された黒曜石が隠岐から本土に伝わったことを実証しようと、隠岐〜境港、七類港を丸木舟で渡った。

 今回は、韓国の浦項(ポハン)市から松江市までの約340キロを来夏、丸木舟で航海する計画。

 舟は全長9・7メートル、幅90センチの7人乗り。幹回り3・5メートルのモミの巨木から、約30人がかりで4カ月をかけ製作した。今後、航海のルートや事業費などについて協議を進める。

 進水式で、森さんは「課題も多いが、何としても計画を成功させたい」と話した。

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