(cache) ベトナム共産党、書記長選導入も 民主化要求受け検討 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • ベトナム共産党、書記長選導入も 民主化要求受け検討


     ベトナムのノン・ドク・マイン共産党書記長

     【ハノイ共同】ベトナム共産党が来年1月の党大会で党規約を改正し、最高指導者である書記長を党大会代議員の投票による選挙で決める方式の導入を検討していることが31日、分かった。複数の同党筋が明らかにした。党内の「民主化」要求の高まりを受けた動きだという。

     一党独裁体制を堅持する同国のトップ人事はこれまで、実質的には党政治局などの密室討議で決まってきた。書記長選挙は政治面でのドイモイ(刷新)を内外に示す狙いがあるとみられる。

     現行の党規約では、5年に1度開催する党大会の代議員(前回大会では1176人)は、中央委員会(定員160人)を選出、中央委が書記長を選出する規定。だが書記長は党大会前に内定し、中央委は形式的に承認するだけなのが実態だ。

      【共同通信】