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【週刊・中田宏】(30)死刑反対アピールで執行?千葉法相に疑問 (1/4ページ)
このニュースのトピックス:死刑制度
「日本再生」を掲げて活動する政治家、中田宏氏に今の日本について語ってもらう「週刊・中田宏」。「今週の政治を斬る」では、千葉景子法相が就任後初めて死刑を執行したことについて聞いた。中田氏は、「問題提起するアピールとしてあえて執行したのではないか」と読む。
一週間の主な活動3つを選んで紹介する「浪人日誌」では、市議会議員定数半減を掲げて再選を果たした山口県防府市の松浦正人市長の選挙報告会に出席したことなどを取り上げた。
今週の政治を斬る
【死刑執行、なぜこの時期に】
死刑制度反対論者として知られてきた千葉景子法相が7月28日、就任後初めて2人の死刑囚の刑を執行した。判を押したのは、国会議員として法相を務める最終日前日の同24日だった。
菅直人首相は「法務大臣として、法律に沿って適正な判断をされたと認識している」とコメント。
これに対し、自民党は千葉法相が先の参院選で落選していることを指摘し、「国民にレッドカードを受けた人がすべきでない」と批判するなど、野党側からは反発や疑問の声があがった。
中田氏は今回の執行について、「長年死刑に反対し、法相就任後も決済してこなかったにもかかわらず、なぜこの時期に急に執行したのか、さっぱりわからない」と話す。
■過去記事はこちらから→特集「週刊・中田宏」