ニュース(5月30日更新)
巨大貨物機が普天間基地に飛来
【海兵隊普天間航空基地】 ロシア製のアントノフAn-124大型輸送機が、KC-130Jシュミレーターを第152海兵空中給油輸送中隊(VMGR-152)に輸送するために、5月19日に普天間基地に到着した。
このシュミレーターのおかげで、在沖海兵隊KC-130Jのパイロットは、シュミレーター訓練のために米国に行く必要がなくなった。
「このシュミレーターは、部隊全体の即応体制を増します」とVMGR-152航空機搭乗員訓練担当将校のダミアン・デュホン大尉は話した。「訓練シュミレーターは、飛行機で要求される仕事量を大幅に減らすことができます。」
このシュミレーターは、天気や明暗、地形などの多種多様な飛行条件や環境要因に備えるためにパイロットの訓練を強化するように調整することができるとデュホン大尉は話した。
パイロットがシュミレーターに堪能になると、一月に20時間から30時間の時間をシュミレーターで費やす。
シュミレーターは組み立てられ、8月までには使用可能の見込みだとデュホン大尉は語った。
フロリダ州タンパを拠点とするCAE USA社によって製造されたシュミレーターの普天間基地への輸送は、アトランティック・リロケーション システムが担当した。
An-124が巨大シュミレーターを輸送するのに選ばれたのは、約690メートルのこの航空機には、重量物を移動するために機内にクレーンが装備されているため。
このシュミレーターは、海兵隊が購入した3つ目で、世界中に存在する9つのうちの一つ。海兵隊が購入した最初のシュミレーターはノース・カロライナ州チェリーポイント海兵隊航空基地に、二つ目はカリフォルニア州ミアマー海兵隊航空基地にある。
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