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【聖香さん虐待死】内縁の夫「あざ体質、学校行かせず」 しつけ強調

2010.7.28 13:29

 大阪市西淀川区で昨年4月、松本聖香さん=当時(9)=を虐待し衰弱死させたとして、保護責任者遺棄致死と死体遺棄の罪に問われた母親の内縁の夫、小林康浩被告(40)の裁判員裁判の第4回公判が28日、大阪地裁(樋口裕晃裁判長)であった。被告人質問が行われ、小林被告は「うそをついたことを謝らないのでほおをつねり、げんこつでたたいた」などと述べ、しつけの一環だったと強調した。

 小林被告は保護責任者遺棄致死について無罪を主張している。この日は黒色のスーツ姿で、小さな声でつぶやくような口調で弁明を繰り返した。

 聖香さんについて「青あざができやすい体質だった」とし、「青あざで虐待が疑われるのが嫌で学校に行かせなかった」と述べた。ベランダに放置した時間についても「当初は5分や10分だった」と長時間ではなかったと強調した。

 起訴状によると、両被告は共謀し、殴打や十分な食事を与えない虐待で衰弱した聖香さんをベランダに寝かせ、昨年4月5日午後、衰弱死させ、6日夜、遺体を奈良市の共同墓地に埋めて遺棄したとされる。

特集 【児童虐待を考える】

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