追跡!真実の行方 〜なぜ犯人は“逃げた”のか・・・〜埼玉・37歳男性ひき逃げ死亡事故〜
6月24日放送
<事件概要>
昨年12月、オートバイに乗った37歳の男性が死亡しているのが発見された。
結婚からわずか6ヶ月、幸せな結婚生活は突然の悲劇によって終わりを告げた。
今年2月、警察は男性をひき逃げしたとして、42歳の男を逮捕。
しかし、それは遺族にとって新たな苦しみの始まりだった・・・。
事故直前までの飲酒を供述した加害者。
男は飲酒運転の常習者だった。
にも関わらず、男は送検後に検察が要求した
“実際の飲酒によるアルコール濃度測定実験”を拒否。
飲酒運転が立証されなかった結果、検察による起訴内容は、
危険運転過失致死ではなく、より罪の軽い自動車運転過失致死と
道路交通法違反(ひき逃げ行為)だった・・・。
「判決は恐らく懲役3〜4年だろうと・・・。人が一人死んだんですよ。
加害者はたった数年で人生をやり直せる。でも息子は自由を取り戻すことはできない。
我々家族も一生背負っていくんです。」
「救護することもなく、逃げた方が飲酒もばれないから罪が軽くなるなんて、
“逃げ得”じゃないですか!そんな法制度は理不尽ですよ!!」
一時は“息子に会うため”自殺を考えたという父親は、新たな戦いをスタートさせた・・・。
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