追跡!真実の行方 〜愛媛県長浜町会社員女性放火殺人事件〜
5月27日放送
<事件概要>
2004年4月13日午前1時35分頃、愛媛県長浜町(現・大洲市)沖浦に住む
会社員の鎌田美千子さん(52歳)の家から出火し、木造2階建ての自宅が全焼。
焼け跡の2階寝室から鎌田さんが遺体で発見された。鎌田さんは6年前に夫を
亡くして一人暮らしだった。
鎌田さんは出火前の午前1時頃、同じ町内に住む長女(29歳)に携帯電話で
「1階で人の気配がする、恐ろしい」と連絡。午前1時23分から10分間に渡って
鎌田さんが110番通報して1階に不審者がいる状況を説明していたが、この最中で
「煙が上がってきた、怖い。助けて」と叫び、声がしなくなったという。長女夫婦が午前
1時半頃過ぎに鎌田さんの家に着いたが、火の勢いが強く助ける事が出来なかった。
この際、40歳から50歳くらいで身長170センチくらいの男が玄関前から走り去るの
が目撃されている。男は近くの沖浦公園方向へ走って行ったという。
警察の調べで、1階に物色された跡があった。1階南側の6畳間の焼けた畳など
複数個所から灯油を検出し、犯人は2階にいた鎌田さんが逃げられないよう、玄関
にあった灯油を1階の広い範囲にまいたとの見方を強めている。
女手一つで子供を育てた苦労人の女性は、なぜ生きたまま焼かれるという残酷な
方法で命を奪われることになったのか?
そしてなぜ、犯人は火を放ったのか!?犯人の狙いは…?
犯人を絶対に逃がさない!
遺族がカメラの前で初めて語った事件の真相とは…。
<事件に関する情報提供はこちらまで>
◆大洲警察署
TEL:0893-25-1111(代表)
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