三原氏、初遭遇の谷氏にお辞儀であいさつ

セールで半額で購入した、格安の水色スーツ姿で、笑顔で初登院した三原じゅん子氏

　参院選で民主党が大敗、与党が過半数割れに追い込まれた中で第１７５臨時国会が３０日、召集された。衆院は与党、参院では野党が多数を制する「ねじれ国会」が再来、与党が苦しい国会運営を迫られるのは必至だ。

　自民党比例で初当選した元女優の三原じゅん子参院議員（４５）は初登院した３０日、谷氏と“初対面”した。

　午前８時４０分、谷氏から約３分遅れで国会議事堂入り。参院本会議の議場の最前列同士で並んだ。その後、午後３時からの臨時国会開会式へ向かう途中、議員会館のエレベーターホールで遭遇。約３メートルの距離だったが、谷氏の周りに関係者が殺到していたため、言葉は交わさず、お互いお辞儀してあいさつ。「“生ヤワラ”はちっちゃくてかわいらしかった」。選挙中から柔道と政治家の「二足のわらじ」を批判してきたが「谷さんを嫌う人なんて日本にいない。これからは戦友です」と改めて終戦を宣言した。

　この日は、自らデパートで「半額で買った」水色のスーツで登場。理想の議員像については「ばさばさ切っていく強い議員もいるけど、私は常に血の通った議員でいたい」と蓮舫行政刷新担当相（４２）をチクリ。ヤワラちゃんから“必殺仕分け人”へのターゲット変更をほのめかした。

（2010年7月31日06時02分  スポーツ報知）

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