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えっ!?三原じゅん子氏“生ヤワラ”に好感触
国会に初登庁し笑顔を見せる自民党の三原じゅん子議員
Photo By スポニチ |
自民党の比例代表で参院選に初当選した元女優の三原じゅん子氏が30日、国会に初登院した。選挙戦では柔道と議員の「二足のわらじ」宣言した民主党の谷亮子氏を批判し続けてきたが、初めて見た“生ヤワラ”に「小さくてかわいい」と急速に態度を軟化。変わって「バサバサ切る国会議員もいる」とし、次のターゲットを蓮舫行政刷新担当相に絞ったようだった。
自称“雨女”の本領を発揮するように、記念すべき初登院もあいにくの雨模様。午前8時40分ごろに国会正門をくぐった三原氏は「本当に嫌ね」と苦笑い。それでも目の前にそびえる議事堂を前に「私に期待してくださった皆さんの1票1票の重みを感じています」と気を引き締めた。緊張のため前夜はあまりよく眠れず、午前5時に目が覚めてしまったという。
谷氏に3分ほど遅れたが、2人ともすぐに報道陣に囲まれてしまい対面はかなわず。本会議場でも座席は約10メートルほど離れた位置。谷氏が正副議長選挙で投票した際に3メートルの距離まで再接近したが、すれ違い。「なかなかお話しできないもんですね」と肩を落とした。
しかし、次なるターゲットはすでに決めていたようで、記者から「どんな国会議員を目指すか」と質問されると、しっかり前を見据え「バサバサと切っていく強い国会議員もいらっしゃいますけれども、私は常に血の通った国会議員でいたい。皆さまと同じ目線で、初心を忘れないようにしたい」と即答。名前こそ出さなかったが、仕分け人・蓮舫氏をバッサリとやった。
当選後に「持っている服は圧倒的に白が多い」と話していたにもかかわらず、初登院に用意したのは薄いミントグリーンのスーツ。今や政界で「白」といえば、襟を立てたジャケット姿の蓮舫氏の代名詞。「さわやかな色なので選びました。あと、あまり皆さんとかぶらないように」。ここでも名指しこそ避けたものの、蓮舫氏を意識していたのは間違いなさそう。委員会などの場で人気女性閣僚を“口撃”する場面が実現するか注目されそうだ。
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