災害派遣自衛隊全部隊が撤収

(2010年7月28日付)

 陸上自衛隊第8師団司令部は27日、口蹄疫の防疫活動のため本県に災害派遣していた連絡員2人を撤収したと発表した。主要部隊は16日に川南町から撤収しており、5月1日から3カ月近くに及ぶ災害派遣活動を完了した。

 陸上・航空自衛隊は、県からの災害派遣要請を受け、都城駐屯地などから延べ1万9187人を派遣した。埋却場所138カ所で作業に従事。消毒ポイントなどで消毒した車両は31万7千台に上る。

 また、中井洽国家公安委員長は27日の閣議後記者会見で、県の口蹄疫問題で消毒業務などのため同県外から応援派遣されていた警察機動隊の任務が同日、解除され撤収すると述べた。